小池都知事が定例会見6月4日(全文1)デルタ株、都内では28件の発生を確認
感染防止対策の確認済み店舗に点検済証を交付
そこに関わるんですけれども、「徹底点検TOKYOサポート」プロジェクト、これは以前から行っておりますけれども、感染防止対策が確認ができた店舗に、点検済証を交付いたしております。これは、お客さまに対して安心を提供できるという証しになるわけです。また、協力金の申請書類の一部省略にもつながりますし、また、都のホームページでの、どこのお店で点検済みですよということがマップで表示されますので、そういったメリットも享受できるかと存じます。 訪問点検ができますように、飲食店のご希望、かなうように、ウェブ、そしてまた電話で点検の受け付けを開始いたします。ウェブでの受け付けは今日から開始しますので、まだこの点検が済んでいないというお店については積極的にお申し込みをいただきたいと思います。 要は今、いろんな要請にお応えいただいているところは、点検に行こうと思っても閉じてらっしゃるということがありますので、いや、うち早く見てくださいよという方々、今日からウェブで申し込みを受け付けますので、そちらにご連絡、お申し込みをいただきたいということです。 それから保健所の体制について一言。この支援の強化についてであります。これ、保健所の皆さんは業務負担ずっと続いてきて、また増加をしているという状況でございますので、支援を強化するとともに、感染の再拡大を防ぐために積極的疫学調査などを担う、トレーサー班の増員をしていくということです。
東京都新型コロナウイルスワクチン接種人材バンクを設置
去年の9月以降、保健師の方、看護師をはじめ、会計年度任用職員ということで、112名を採用してまいりましたけれども、さらに体制の強化を図るという目的であります。今回は、保健師、そして看護師、事務職員など、さらに30名程度増員をいたしたいと考えております。今日から募集を開始しまして、7月上旬の採用となります。コロナ対策に、都の職員の一員として、お力をお貸しいただける方々、ぜひ、ご応募、われこそはということで、ご応募いただけますようによろしくお願いを申し上げます。 それからワクチンの接種についてでありますけれども、住民接種をより迅速かつ円滑に行っていくという1つの大きな鍵は、言うまでもありません、医療人材の確保であります。すでに東京都医師会など、ご協力を得て、多くの医師の方々が接種業務に携わっていただいています。 これに加えまして現在、日本歯科医師会、東京都歯科医師会、そして東京都看護協会はじめとして、さまざまな医療従事者の方々からも、接種業務への協力のお申し出をいただいております。このような接種の担い手となる有志の医療従事者の情報を、登録する人材バンクを今日から設置をいたします。東京都新型コロナウイルスワクチン接種人材バンクであります。今日からの設置になりますので、どうぞこの人材バンクにEメールで氏名、そして連絡先などの情報を登録してください。そして都、区市町村の接種業務に関しましての求人情報を順次お知らせをしてまいりますので、よろしくお願いいたします。それから看護職につきましては、これまでも東京都ナースプラザでコロナ支援の人材登録を受け付けておりますので、そちらをご活用いただきたいと思います。円滑なワクチン接種に向けての登録、ぜひともよろしくお願いを申し上げます。 それから同じくワクチン接種で離島、島の関係ですね、さらに最新の情報をお伝えいたしておきます。先日すでに都と小笠原村、東海大学の連携で、余剰ワクチンを活用した前倒しの接種についてお伝えをしたかと思います。覚えてらっしゃると思いますが、これをさらに加速できないかということで、国との協議の末、ワクチンの追加配布を受けることができました。それによって12歳以上の全島民、小笠原の全島民に対する接種が可能になったわけです。