小池都知事が定例会見6月4日(全文1)デルタ株、都内では28件の発生を確認
8日に東京都築地ワクチン接種センター開設
東海大学から村へ派遣をする医師等の増員のお申し出もいただいております。小笠原村にも円滑な会場運営に向けました準備など、精力的に進めていただいております。国はじめ関係者の皆さまのご理解とご協力に対しまして感謝申し上げたいと思います。国境離島に暮らす島民の命、そして健康を守る、そのために関係者一丸となって取り組んでいくところであります。 それから、このあと私、視察にまいりますけれども、来週8日、火曜日から東京都築地ワクチン接種センターが開設をいたします。接種開始に向けて順次準備を進めておりまして、今日会場で予行演習を実施いたします。実際、築地の現場で動線がどうなっているのか、接種の流れがどうなっているのかなど視察をしてまいります。引き続きワクチンの接種が円滑に進むよう取り組んでまいるということです。 それから先ほどから申し上げておりますように人流を抑制する、そして基本的な感染防止対策を徹底する、そしてワクチン接種を円滑に進めるというこの3点セットでしょうかね。ご自身、そしてご家族、大切な人をしっかり守っていく、そして都民、事業者、行政、こちらも三位一体となってこの難局を打開していきたいと考えておりますので、引き続きのご協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。これがまず今日お伝えする1点目であります。
東京ソーシャルボンド、6月下旬目途に発行
次がソーシャルボンドについて、これが自治体として初めてになろうかと思います。グリーンボンドはすでに何年も前から発行しているところですが、このお知らせは、今日お伝えすることは、東京ソーシャルボンドについてであります。ご承知のようにソーシャルボンドというのは世界的に投資が活発なESG債の1つになります。さまざまな社会的課題の解決のために発行するという債券です。国内の自治体では初のソーシャルボンド発行ということになります。このたび調達資金の使途、そして投資家への情報開示が国際的なソーシャルボンド原則に適合しているという外部評価もいただきまして、6月の下旬を目途として発行をいたします。 発行額については機関投資家向けに300億円を想定いたしております。調達した資金については中小企業制度融資の預託金、そして特別支援学校の整備など、サステナブル・リカバリーを進めて、人が輝く東京を実現していく上で支援が必要な都民、そして事業者を支える事業の財源として活用をするものであります。東京ソーシャルボンドの発行を通じまして、金融分野からのSDGs実現を後押しする、ESG投資のさらなる促進につなげていきたいと考えています。多くの投資家の皆さま方の参加をお待ちいたしております。財務局の担当となっております。 それから3点目ですが、今朝お伝えをしたパンダについてあらためてお伝えしておきます。上野動物園のパンダのもりで飼育をしておりますジャイアントパンダ、雄のリーリー、そして雌のシンシンですけれども、今年の3月6日に交尾が確認をされまして、赤ちゃんの誕生が期待されているところでありまして、そして兆候が見られると。これは妊娠時に見られる兆候が確認をされたということであります。 ただし、ジャイアントパンダには偽妊娠といわれる、妊娠していない場合でも妊娠しているかのような現象があるということも知られているんですね。このため、現時点では赤ちゃんが本当に産まれるかどうかということははっきりとは申し上げること難しいんですけれども、でもグッドニュースかと思います。