小池都知事が記者会見10月30日(全文2完)大阪市民の判断見守りたい
歌舞伎町がコロナから脱したとのメッセージ出してほしい
新宿新聞:新宿新聞の喜田です。新宿の歌舞伎町のことなんですが、歌舞伎町はコロナの街だという風評被害がいっぱい出まして、大変お店の方々も苦しんでおります。小池都知事の口からぜひ歌舞伎町はコロナの街から脱出したというふうなメッセージを出してもらえないものでしょうか。例えばPCR検査では、やっぱり東京一多かったんじゃないんでしょうかね、歌舞伎町関係が。そういうこともひっくるめて小池都知事が前、菅総理に東京はPCR検査ナンバーワンだということをPRしましたけれども、そういう意味で新宿というものが今、都庁の足元でもありますけれど、PCR検査でもナンバーワンですよということを1つ言ってもらえると非常にまちの人たちも大変心強いことだと思うんですけれども、その辺りはどうでしょうか。 小池:新宿新聞さんからのご質問ということで。新宿は兼ねてより若者のまちでもあり、また多くの飲食業の皆さま方が集積をしているというところであります。そういう中で幾つか事例が見られ、またPCRの検査、疫学的な調査を積極的に受けられたということであります。結果としましても陽性者が最も都内で多いということで、その対策に保健所が追われるということから、都として連携をし、そしてそこにサポート部隊も出させていただいたということであります。 またそれらをベースにしながら、ほかにも東京都内には飲食業等が集積しているところがございます。そこが例えば新宿のやり方などを参考にしながら、今では例えば池袋などはむしろ池袋の皆さんが連携してそれを対応したということを、むしろ誇りに思っておられるということであります。 また一方でこれからも季節によってコロナということの発生がどのような形になるのか、非常にインフルエンザとの同時流行が懸念されているわけでございますけれども、それらに対してしっかりと安全・安心の対策を、事業者も利用者も両方徹底していただくということが安心・安全につながるのではないかと、このように考えております。