自民総裁選 党青年局・女性局の公開討論会(全文1)4候補の決意表明
討論会のルール説明
小倉:それでは討論会のルールをご説明いたします。質疑応答に先立ち、届け出順に5分以内で決意表明をしていただきます。正面のカメラに向けてご発言ください。時間経過は正面のモニターに表示し、5分経過時にベルを2回鳴らします。続いて質疑応答を行います。青年局、女性局の活動に関する代表質問を4問、その後、全参加者が対象の自由質問を、閉会予定時刻の15時30分まで行います。質問時間は30秒以内とし、指名された方は質問のみをご発言ください。なお、通信環境の不具合などの理由で質問を開始できない場合には、司会者の判断で代読または次の質問者を指名いたします。質問時間の30秒経過時にベルを2回鳴らしてお知らせをいたします。回答は1分以内でお願いします。1分経過時にベルを2回鳴らします。正面のカメラに向けてご発言ください。 回答の順番は公平を期し、届け出順を基準としたローテーションといたします。最後に、お手元のルールに再質問や指名質問などの禁止事項を記載しておりますので、ご覧ください。以上、円滑な進行にご協力いただきますよう、お願いをいたします。 吉川:それでは各候補から決意表明を行っていただきます。お1人5分以内、届け出順でお願いをいたします。まず、河野太郎候補、よろしくお願いいたします。
全国の大学に党支部をつくっていきたい
河野:はい、河野太郎でございます。本当に自由民主党を支えてくださっている全国の党員の皆さん、そして、全国の青年局、女性局の皆さん、いつもありがとうございます。私は総裁に選ばれれば、この自由民主党を党員の声をしっかり党運営に反映できる、そういう政党にしていきたいと思っております。 私の1番目の決意は、今回の総裁選挙には残念ながら間に合いませんが、次の総裁選挙から、もし私が総裁に選ばれたら、総裁選挙、1回目の投票だけでなく、決選投票にも党員の1票をしっかりとカウントできるようにしていきたい。今でもはがきに、この候補者、順番を付けて投票していただければ、決選投票でも党員の皆さんの声を反映することができるわけですから、党員の声を大事にするという自由民主党なら、まずそれをしっかりやらなければいけないと思っております。 2つ目。今、党大会、年に1回、開催をしておりますが、ほぼ式典で終わっております。私はこの東京で半日式典をやるだけでなく、できれば、コロナ禍では無理ですけども、コロナが終わって平時になれば、党大会、全国を回ってもいいんではないか、そして、半日ではなくせめて2泊3日ぐらい、国会議員、地方の議員、あるいは支部の役員さん、いろんな方が一緒に宿泊して、そこでいろんな政策の議論をする、そういう場があっていいんだろうと思っております。いろんな中身の議論ができる党大会というものをやってまいりたいというふうに思っております。 私が神奈川の県連会長だったときにやろうとして残念ながらまだできていないものがあります。県連会長のときに神奈川県の青年局の中に学生部というのをつくりました。学生部自体は今でも活動を活発に続けてくれています。自民党の政治大学校、政治大学院、中央政治大学院長のときに、学生のインターンというのの受け入れを始めて、結構いろんな大学から自民党の議員の下でインターンをやりたいという学生さん、集ってくれました。私がやりたいと思っているのは、全国の大学に自由民主党の支部をつくっていきたいと思っております。 いろんな大学に弁論部というのがあります。確かに弁論を磨くというのも1つだと思いますけども、自由民主党の1つの組織として、いろんな政策の議論をする、あるいは若者の声を吸い上げてくれる、そういう、大学にこの学生部の支部をつくっていくということをしっかりやらなければいけないというふうに思っています。