菅官房長官が会見 総裁選出馬を表明(全文2)アベノミクスをさらに前へ進めたい
森友・加計学園、桜を見る会の再調査は?
TBSテレビ:ありがとうございます。TBS、『報道特集』の膳場と申します。安倍政権の負の遺産、森友・加計学園、「桜を見る会」について国民が納得していない事案であって、再調査を求める声が出ています。これに対してはどのように対応されますか。先に出馬表明をしています石破さんは何がどう問題かの解明をまず第一に行い、必要ならば再調査を当然やると会見で述べていらっしゃいます。再調査を求める声に対して菅さんはどう対応されますか。 菅:森友問題については財務省関係の処分も行われ、検察の捜査も行われてすでに結論が出ていることでありますから、そこについては現在のままであります。また、加計についても法令にのっとりオープンなプロセスで検討が進められてきたというふうにも思っております。「桜を見る会」については国会でさまざまなご指摘があり、今年は中止をして、これからの在り方を全面的に見直すことにいたしております。 司会:そしたらこの2つ目の、3列目の一番の右側の方。3列目、もう1個後ろの方。
横浜の人たちに思うところがあれば
神奈川新聞:神奈川新聞の【有吉 00:31:29】です。菅さんは小選挙区が導入された1996年の衆院選から連続で8期当選されていて、選挙に強いというふうな、今は印象なのですが、先ほど言及があった33年前の市会議員選挙、横浜市会議員選挙ですね。あの当時は秋田出身で神奈川はもとより、肝心の横浜にも地縁、血縁がなく、そしてとても貧乏でした。そうした地盤も看板も、かばんもない、そういう状況下であの選挙を勝ち抜いたことが今につながっていると思うのですが、そうしたことを支えた神奈川の人たち、とりわけ横浜の人たちに対して今、思うところがあれば教えていただきたいです。 菅:今ご指摘をいただきました最初の選挙っていうのは、私にとりまして極めて厳しい状況の中の、市会議員の選挙でした。市会議員で当選をさせていただいて、私自身が1つの大きな自信を得たことも事実だったというふうに思います。この横浜の市会議員、人口が今370万人おりますけど、また私の生まれ育ったところは小学校も中学校もまさに閉鎖されているような田舎でありますから、私自身、こうした都会と、そして地方を、両方ともよく知っている、そういう思いの中でこれからもこの国の政治というのを前に進めていきたいというふうに思います。 実際に横浜という町は、今申し上げましたけども、人口370万人で東京のベッドタウンでありましたけども、みなとみらい21地区を皮切りに横浜も大きく変わってきているというふうに思います。私のときは待機児童が全国で一番悪かったんですけども、今はゼロになるほど、この待機児童対策っていうのは取り組んでいるというふうに思います。横浜市会議員のときに、横浜保育室を市長と一緒になってつくった、今も私の1つの誇りにもなっています。 司会:じゃあ一番前の列の机に座っていらっしゃる一番右側の方で。