菅官房長官が会見 総裁選出馬を表明(全文2)アベノミクスをさらに前へ進めたい
官房長官にはどのような資質の人を求めるのか
テレビ朝日:すいません、テレビ朝日の前田です、よろしくお願いします。安倍政権の取り組みを継承するということだと思うんですけれども、菅官房長官に欠けているのは安倍総理にとっての菅長官のような存在だという指摘があります。長官が総理総裁になられた場合に、官房長官にはどのような資質の方を求めるのか。また念頭にある人物などいれば、よろしくお願いします。 菅:私ども自民党国会議員の中には優秀な方、たくさんいらっしゃいます。そうした中から私自身がこの総裁選挙を勝たせていただいた暁には、まさに安定してこの日本の国を前進させる、そうした豊富な人材の中から選んでいきたい、こういうふうに思っています。 司会:では一番前の列の、2つ目の島の左から2人目のマスクをしていらっしゃる方。
拉致問題にどう対応するつもりか
ニコニコ動画:ニコニコ動画の七尾です。よろしくお願いします。拉致問題についてお聞きします。安倍総理は先ほどの会見で拉致問題、解決できなかったことについて、非常に無念な思いを吐露されたと思います。官房長官、今、拉致問題担当でございますけれども、総理になられたら拉致問題解決に当たってはどのような対応を取られるおつもりでしょうか。例えば日朝会談、首脳会談の可能性の必要性についても併せてお願いします。 菅:実際、私自身、官房長官として、また拉致問題担当大臣でありますけども、そもそも私と総理との最初の出会いはこの拉致問題でありました。そういう中で、拉致問題解決についてはありとあらゆるものを駆使してやるべきであるという考え方。そしてまた、拉致問題担当になる以前から官房長官として拉致問題については総理と、ある意味で、まさに相談をしながら進めてきているということも事実であります。ですから拉致問題解決のためには、金正恩委員長とも条件を付けずに会って、活路を切り開いていきたい、そうした気持ちも同じであります。 司会:ビデオのカメラの後ろにも座っていらっしゃるので、スタッフの方がいらっしゃいますでしょうか。はい、そしたらお願いいたします。