名古屋市・河村市長が定例会見1月24日(全文2)なるべく多くの人に、公平に
当日か翌日に連絡が取れるよう努力している
それは、1つの理由としては、やはり医療機関から出てくる発生届も、医療機関が結構お忙しいので、発生届が出てくるのが、例えば午前中に陽性になった方が、夜しか発生届が出てこないとか、そういう事情もあったり、それから保健センターの逼迫もありますので、そのようにちょっと今遅れ気味になってますけど、極力、当日か翌日に連絡が取れるように、またさらに応援などお願いをして、そういう体制に戻すように今努力しておりますので、ご理解いただければと思います。 河村:そういうことですので、ぜひ名古屋の優秀なジャーナリストにおかれましては、市民の皆さん、やっぱり1400人の人が不安がっとらっせるで、ぜひその辺のところをお伝えいただきたいと。そういうことだもんで、先ほどのイベルメクチンも、興和と連絡を取りましたら、数が増えてきたので、1000件の治験って、もっと早くできるんでねえかいっても、かえって病院がものすごい忙しくて、なかなかそれが大変なんですわという状況で、1000件の治験がまだなかなか上がっていないという状況です。 朝日新聞:いいですか。 河村:はい。
積極的疫学調査も少し間引いているのか
朝日新聞:朝日新聞の関です。関連ですけれども、今、保健センターが逼迫していることに伴って、積極的疫学調査ですか、の内容というのを、どこまで追跡を詳しくするかっていうところは、少し間引いている部分があるんでしょうか。 木村:積極的疫学調査のほうですが、保健センターの今の逼迫具合を受けまして、調査については少し簡略したような形で実際には行っているところでございます。 朝日新聞:その関連で、知人に、感染出た方へ、自ら連絡してということだということでしょうかね。 木村:はい。接触者の調査についてもおっしゃるとおりで少し浅くなっているところがございますので、患者さん自ら連絡していただくということでお願いをしているところです。 朝日新聞:ちょっとあと別件で1つよろしいですかね。きのうの報道ですかね。抗原検査キットの在庫が減ってきていて、足元の検査が滞る事例が出てきたという報道があったんですけれども、ちょっと当局さんにそういった事態が発生しているか確認させてください。 木村:事業所に対する抗原キットの配布事業は行っておりますけれども、事業所のほうから少し在庫がなくなってきたという話は聞いておりますので、今、受注分については順次お出ししておりますけども、今後在庫が少なくなってきましたら少しお待ちいただくということが出てくるというふうなところでございます。 朝日新聞:現状は回ってますけれども、今後そういったことが起こりうるということでしょうか。 木村:新しく入荷する分が非常に入りにくくなっているというのを聞いておりますので、そういうのが入ってこなくなればお配りする分も少し遅れるということになろうかと思いますので、お許しいただきたいと思います。 朝日新聞:この件で名古屋市ができる対策ですとか、あるいは数で今どれぐらい残っているかっていうのは把握されていますか。 木村:すみません、一応きのうの時点で7000ぐらい持っていて、そこから順番に使っていっているというところで、それに追加の在庫がまだ入ってこないというような段階でございます。すみません、その持ってた7000のうち、今どこまで使われているのかみたいなところまでは、ちょっとすぐにはつかめてないものですから申し訳ございませんけれども。それを、さらに在庫を積み増しすることは今ちょっと難しい状況ということで、会社のほうからは聞いているところでございます。 【書き起こし】名古屋市・河村市長が定例会見1月24日 全文3へ続く