菅首相が会見 「宣言」21都道府県に拡大(全文2)ワクチン先進国より3カ月ぐらい遅れた
菅義偉(よしひで)首相は25日夜、官邸で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「菅首相が会見 「緊急事態宣言」21都道府県に拡大(2021年8月25日)」に対応しております。 【動画】菅首相が会見 「緊急事態宣言」21都道府県に拡大(2021年8月25日) ◇ ◇
ワクチン接種に全力で取り組んでいきたい
菅:日本は、ワクチンについてはさまざまな歴史があって、なかなか、慎重に慎重にという、これは国会でも国内治験を行うべきだという、そうした条件も付いています。通常、国内治験を行うと数カ月も遅れてしまいます。私ども、この国内治験をやって、結果として3カ月ぐらいほかの国と、ヨーロッパとか先進国、ワクチンの先進国といいますか、ワクチンを作っている国から遅れてきたというふうに思います。それ以後については、ワクチン接種を始めてから、本格的には5月の連休明けでありますけれども、6月には毎日平均110万回、そして7月には150万回、平均で接種をされてきています。今も、お盆休みはありますけど、100万回は8月も超えてきております。そうしたこの対策、そして8月いっぱい、あるいは9月で今のアメリカとかヨーロッパ、イギリス並みに接種が進んでいくということを先ほど申し上げました。 そういう意味において私自身、このワクチン接種には全力で取り組んできて、そこは良かったというふうに思っています。一日も早く国民の皆さんに、安心してかつての日常を取り戻すことができるように、このワクチン接種は全力で取り組んでいきたいというふうに思います。
菅政権の対策は成功ということか
それと、やはり医療体制の確保、今、尾身会長も言われましたけれども、そこは極めて大事だというふうに思っています。これについても、今申し上げましたけど、国立の病院関係でそうした病床を、ワクチンのために、治療のために国として責任を持って出すと、そういうことも今は始まっています。ですからこのコロナ対策をしっかり進めて、一日も早い、かつての日常を取り戻すことができるように全力でやっていきたい、こういうふうに思います。 ビデオニュース・ドットコム:ワクチンを打てているから、そういったコロナ対策は、菅政権のこの対策は、ここまでは成功であると、そういうことでよろしいでしょうか。 司会:自席からのご発言はお避けください。よろしくお願いいたします。 菅:今申し上げましたけど、それは他の国と比較して、死者の数とかそうしたことを比べてみると明らかになってくるのではないかというふうに思っています。こうした総力を挙げて全力で取り組んでいきたい、こう思います。 司会:続きまして、それでは日本経済新聞の重田さん、どうぞ。