「総理の言葉、国民に届いていないのでは？」 菅首相「厳しい指摘。真摯に対応」
菅義偉（すが・よしひで）首相は25日、記者会見し、「緊急事態宣言」の区域に北海道、愛知、広島など8道県を追加したと発表した。期間は27日から9月12日まで。これにより宣言下の都道府県は21となる。 【動画】菅首相が会見 「緊急事態宣言」21都道府県に拡大
会見で菅首相は記者から「総理の言葉が国民に届いていないのでは」との趣旨の指摘を受けた。これに対し、菅首相は「私の言葉について厳しいご指摘をいただいている。しっかり受け止めて、真摯に対応していきたい。このように思う」と返答した。 菅首相は8月17日に開いた記者会見でも「原稿の棒読み」を指摘されたり、「分かりやすく国民に伝えることが求められる」などと記者から要求されたりする場面があった。この際には「災害などの緊急時における正確で速やかな情報発信は、国民の生命、財産を守るために極めて重要。そのために必要な情報を適時、的確に、そして丁寧に分かりやすく発信することが大事だと思っている」と応えていた。
