合流新党「立憲民主党」 枝野新代表が会見(全文1)自己責任から支え合う社会へ
何段階で政権を取ろうと思っているのか
FACTA:ファクタの宮嶋です。初代代表、おめでとうございます。大きくなったのは、それはとにかくやっぱり政権交代ということに尽きると思うんですが、109という数字はワンチャンスでも政権が取れる規模だと私は思いますが、代表は次のチャンスなのか、やっぱり次で130とか150になって、2段階ぐらいで政権を取ろうと思っているのか、これは大きな志として、その感じのところを伺いたい。それと併せて、まとめる力というのがやはり一番問われていると思うんです。まとめる力があれば数字が増えると思うんですが、その点について、何かこれだけは、これは初日なので心掛けていきたい、あるいはここは改めようという、何かそういう思いがありましたら、まとめる宣言ということと併せてお話いただきたい。その2点です。 枝野:最大野党の役割は2つあって、次の総選挙で政権の選択肢になることと、行政監視、これが最大野党の役割であると。従って、次の総選挙で政権の選択肢となり、国民の皆さんに政権として選んでいただくべく、最大限の努力をするというのは、どなたが代表であっても、それからどんな小さな勢力であっても、最大野党の責任だというふうに思っています。それはまったく従来とそこについては変わりはありません。同時に政治は生き物ですし、時間の関数ですから、それぞれの政治状況でできるベストを尽くしていくということだと思っています。 後者については、実は今日午前中、参議院の昨年初当選された皆さんと意見交換をさせていただいたときに気付いたんですけれども、たぶん親しくお付き合いさせていただいている記者の皆さんは意外と何話し掛けても大丈夫で、気さくだと、ご理解をいただいているかと思っているんですが、なかなかそうした皆さんにはそう理解していただきにくい。そこで気付いたら、よく考えたら、私が初当選したときに、小沢一郎先生がもう当選25年をちょっと超えるぐらいでいらして、ちょうど私と今新人の参議院議員の皆さんとの国会議員歴の差が同じぐらいだという、自分の25~26年前を考えると、なかなかそうは言っても、物を言いにくいなとかということがあるのはよく分かるので、こちらからも気さくに、気軽に声を掛けたいし、そういう姿勢でいるので、遠慮なく気軽にいろんな形で声を掛けてくださいということをお願いしました。 これは党内、いろんな皆さんに、特にいわゆる永田町的に若い皆さんには知っていただかなきゃいけないなと思ってますし、私もそういうふうに見られているかもしれないということは意識しなきゃいけないなと思っています。 司会:先ほど手をあげていた、どうぞ、はい。