コロナ分科会後に尾身会長と西村担当相らが会見(全文2)重症者増や病床逼迫は遅れてやってくる
早め早めの相談でPCR検査を
ここも何より大事なんですけども、体調の悪い方はとにかく出勤しない、させない、お店に出ない、遊びに行かない。これが大事でありますし、早め早めの相談でPCR検査を受けると。症状がある方はPCR検査も、今はスムーズに受けれるようになってますので、ぜひ、これを進めていただきたいと。それから大人数での会食、それから接触確認アプリも1400万人まできました。あらためてこのアプリを導入して通知があった方はPCR検査をスムーズに受けることができるという通知も厚労省からなされたところでありますので、こういったことをぜひ重ねてお願いしたいというふうに思います。次お願いします。 これは病床の重症者の数など、東京都も国の基準では41名、東京都の基準では39名ということですし、大阪も68名。全国で259名ということですけど、ここはやっぱりしっかり見ていかなきゃなりませんし、60以上の感染者の数、東京が36名とか、大阪が32名、この割合も、沖縄も11名、数は少ないですが全体の44%ということでありますので、ここもしっかり見ながら、そして病床の態勢、この辺りもしっかり見ながら引き続きそれぞれの都道府県と連携して対応していければと考えております。次お願いします。
3密の回避、マスク、消毒をしっかりと
これが例の分科会からいただいたステージ3、4の指標でありますけれども、病床25%っていうのは3の基準ですが、超えてるところもかなりまだあります。沖縄も75%ということで、病床をしっかりと確保しなきゃいけませんし、先ほど申し上げたようにPCR全体で、全国で4.8%、10%を切ってきましたので、これは非常にいい傾向でありますけれども、繰り返しになりますが、重症者の数とか病床、これは遅れてきますので、引き続き緊張感を持って対応していければと思いますし、国民の皆さんには引き続き3密の回避、マスク、消毒、こういったことをしっかりとお願いしたいというふうに思います。 また事業者の皆さんにはガイドラインをやはり守っていただくということ。これも何度も申し上げてますが、スポーツクラブも3月、4月はクラスターが発生しましたけれども、その後、専門家の皆さんのご意見を聞いて、ガイドラインをしっかり守ると、守っていればクラスターは発生しておりません。ぜひ、それぞれの事業体で、業種でこのガイドラインを守って感染防止と事業継続とを両立していく。しっかり守れば事業は継続していけますので、このことをお願いしたいというふうに思います。私からは以上です。 司会:それでは質疑に移ります。ご質問のある方は挙手の上、社名、氏名をおっしゃってからお願いいたします。それではNHKさん。