佳子さま30歳に 「どうせ好きな人とは結婚できない」とつぶやいた内親王 悠仁さまを支える道と、皇室を離れる道
秋篠宮家の次女、佳子さまは、昨年12月に30歳の誕生日を迎えられた。姉の小室眞子さんも30歳で結婚していることもあり、佳子さまの「お相手」をめぐる報道も相次いでいる。その一方で、皇室は少子高齢化が進んでおり、女性皇族が結婚後も皇室に残ることなどについて政府で議論が続いている。結婚のタイミングで人生が大きく左右影響する制度であるだけに、両陛下の長女の愛子さまや佳子さまなど、未婚の女性皇族に注目が集まっている。 【写真】「ふんわり」の手先まで優美なポージング!紅葉に映える佳子さま * * * 「ここ(皇室)にいる限り、どうせ好きな人とは結婚を出来ないと思っている」 「皇室から出たい。出るためには、結婚しかない」 秋篠宮家の次女、佳子さまが周囲にこう語っていたのは、姉の眞子さんの結婚問題が続いていたころだった。 秋篠宮家の事情に詳しい人物は、こう話す。 「佳子さまは、かなり早い時期から皇室を出て、民間の世界で生きていきたいというお考えを持っておられたようです。皇室を出る手段のひとつが結婚だと考えていらっしゃったのでしょう」 しかし、眞子さんが結婚して渡米した後、佳子さまが担う公務や祭祀は増え、天皇、皇后両陛下を支える若い世代の皇族としての存在感は高まる一方だ。 その一方で、佳子さまの結婚の「お相手」についての報道も増えた。今年の春に長男の悠仁さまの成年の儀式が済んだタイミングで、佳子さまの婚約の話が進むのではないか――そんな噂もささやかれている。 それが皇族おひとりの話にとどまらないのは、佳子さまのご結婚が、皇族が減り続けている皇室の問題に絡んでいるからだ。 ■「女性皇族が結婚年齢に近づいている」と首相 昨年11月に三笠宮妃の百合子さまが亡くなったことで、皇室は天皇陛下と上皇さま、そして皇族方を合わせて16人となった。40代以下の未婚の皇族6人のうち、男性は秋篠宮家の悠仁さまだけだ。 いまの皇室典範では、女性皇族は民間人と結婚すれば皇室を離れると定められている。仮に女性皇族5人が結婚によって皇室を離れるとなると、悠仁さまを除く「若い」皇族は59歳の秋篠宮さまと58歳の紀子さまとなり、極端な高齢化も進むことになる。