「はやぶさ2」カプセル回収 JAXA会見(全文1)本日午前2時28分に再突入し、着陸
カプセル回収は成功裏に実施された
大村:ただいまご紹介に預かりました大村でございます。在オーストラリア日本大使館を代表いたしまして一言申し上げたいと思います。リュウグウからのサンプルを載せたカプセルを回収が成功裏に実施されたことにつきまして、まずは祝意を申し上げたいというふうに思います。2014年の打ち上げ以来6年、「はやぶさ2」の設計・開発の時間も含むと、すごく長い時間を掛けて任務に当たられ今回、このようなプロジェクトの成功に導かれたJAXA、関連企業、そして関係者の皆さまに対しまして、最大限の敬意を表します。 回収されたカプセルは今後、日本に輸送され、解析をされるというふうに伺っております。それが、【この地球 00:37:56】の成り立ちなど、さらに新しい情報を得られるきっかけになればいいというふうに私も、日本国民の1人として楽しみにしているところであります。 ここに在籍しておられるというクラーク長官をはじめとする宇宙庁、国防省、そして南オーストラリア政府などのご協力に対して感謝を申し上げたいというふうに思います。こうした機関の協力なしに今回のプロジェクトの成功というものはあり得なかったというように考えております。また、コロナの状況の下、大変、入国が難しい中、オーストラリア外務省、それから国境警備隊の方々はじめ、特段のご配慮をいただいたことに対しても深く感謝を申し上げたいというふうに思います。
来年に向けて希望をもたらすニュースになった
先に行われましたモリソン首相訪日の際の日豪首脳会談の、宇宙協力【**** 00:38:55】などをして推進していくということで、両首脳は【****** 00:38:59】。また、今年、JAXAとオーストラリア宇宙庁との間では、【****** 00:39:05】が結ばれ、幅広い【クン***ウケル*イ 00:39:08】というものが合意されたというふうに伺っております。在オーストラリア日本国大使館といたしましても、さらなる日豪間の宇宙開発の発展に最大限の支援をしていきたいというふうに考えております。 今朝、私もクーバーペディにおりまして、火球が落下する場面をこの目で見る体験をすることができました。わずか20秒ほどの出来事でありますが、そのために払われた関係者の努力、そして約3億キロを経て、【**** 00:39:42】から遠路はるばるサンプルを持ち帰ったことに思いをいたすときに大変な感動を覚えるとともに、この貴重な一瞬を多くの人々と共有できたことについて私自身としても大変【******* 00:39:58】考えております。 今年は、先ほどクラーク長官がおっしゃったとおり、今年はコロナで、日本、オーストラリアともに厳しい制約の中での【*********** 00:40:12】という場面がございました。しかし、このニュースが、来年に向けての希望をもたらすことになったと強く確信しております。以上です。 司会:はい、大村次席公使、ありがとうございました。それでは質疑応答の時間とさせていただきます。ここではアダムズ大使、クラーク長官、大村次席公使、山川理事長宛てのご質問をお受けしたいと思います。まず初めに、メイン会場であります相模原より、ご質問のある方、挙手の上、お名前と、誰宛ての質問かをおっしゃって、発言をよろしくお願いいたします。はい、どうぞ。では今、手が挙がりましたので、お願いします。マイク、前のほうに来ていただいて発言をお願いします。