石破氏・菅氏・岸田氏が共同会見(全文3完)説明責任を果たす姿勢は大事
SNSは最大限活用しなければいけない
石破:SNSの活用は最大限やっていかなければいけないし、私も努力をしているところです。それは大事なことだ。若い方が政治に関心を持っていただくというのは、つまり次の時代にどんな日本にするかということは、若い世代が考えていただかなければいけないのですよね。そういう方々が政治に参加することで世の中は変わるんですよね。変えなければいけないんですよね、自分たちの時代のために。そのためにSNSは非常に有効だと思っています。 一方において、ただじゃないので、これ、大変にお金が掛かるもの。ていうか、掛ければまた大変な宣伝ができるということは一方においてあるわけですよね。そうするとそこをどう考えるか。SNSと一般のメディアとは、ここは違うし、放送法上もそうなんでしょうね。放送ではないしね。新聞法でもないしね。ただ、そこにおいて財力のある人が多くの情報を発信できるとすれば、それは一種の不公平を生むことになりはしないだろうか。 もう1つは、内容が非常に偏る、そして誹謗中傷を含む、あるいはいじめを含むものであるとするならば、痛ましい事件もありましたが、そこにおいてどのようにしてリーズナブルな、いろんなルールというのを作ることができるだろうかということはとても大事なことではないかと私は思っております。SNSの活用はこれから先も行うべきだ。そこにおいて正しい情報が、公平、公正に発信される、そういう社会を目指していくことは、これから先の日本、政治、わが党にとって極めて重要なことであります。 菅:私もお2人の意見とまったく一緒でありまして、これからはSNS、そうしたものを駆使しながら政党、また、個人の政治活動というのはどんどん広げていって、多くの皆さんにさまざまな情報を提供させて、判断をいただくという、そうしたことは極めて大事だというふうに思っています。 司会:間もなく予定の時間となりますので、最後の質問となりますが、じゃあ3列目の眼鏡のその方。