【スーパーテスト】正確さという点では常に他の追随を許さない存在 マクラーレンが戻ってきた 新型「マクラーレン750S」を徹底テスト!
大きく異なり、より良くなっている
それでは、新機能を紹介しよう。ますパーツの30%が再開発された。最も重要な変更点は30kgの軽量化と30馬力のパワーアップ。その方法とは?ブースト圧の増加、2つ目の燃料ポンプ、「765LT」と同様の軽量ピストン。トランスミッションは?レシオが短くなった7速デュアルクラッチ。ボディは?フロントは低く滑らかになり、フロントスプリッターは長くなった。ヘッドライトを囲むエアインテークも狭くなっている。 シルとリヤホイールアーチに新たに設けられたエアインテークが、全体的な効果をさらに際立たせている。新たに定義されたリヤ全体に波状のメッシュカバーが施され、空気を延長されたリヤウィングへと導く。これは、中央で終わる新しいエキゾーストの上に位置している。シャーシ?適応性があり、調整可能な6mm幅のフロントトラックと新しいサスペンションジオメトリー。フロントで3%、リヤで4%柔らかいスプリング。
重量は?公式には、「750」は「720」よりも30kg軽くなっているはずだ。なぜ?ホイールは13.8kg、標準のカーボンシートは17.5kg、ドライバー用計器表示は1.8kg、フロントガラスは1.6kg、エキゾーストは2.2kg、スプリングは2.0kg、リヤウィングは1.6kg軽くなっている。 正しいか?残念ながら違う。我々の計測では、「750S」は以前テストされた「720S」よりもわずか2kg軽いだけだ。しかし、1,423kgという数字は、この時代においては称賛に値する。そして、マクラーレンのテストカーすべてを見ると、重量は長年にわたって着実に減少している。素晴らしい! 何か忘れてないか?可変ドリフトコントロールは現在、正式名称をトラクションコントロールと呼び、14段階で調整できる。タイヤは以前と同じでピレリ P Zeroで前輪245、後輪305サイズの「コルサ」または「トロフェオR」が装着されている。