【実録】深夜1時、飲みすぎて路上でバッグ丸ごと紛失して学んだ6つのこと
バッグ紛失事件から学んだ6つのこと
【1】AirTagなど、紛失防止タグは絶対に買ったほうがいい バッグをなくしたとき、真っ先に思ったのが「AirTagをつけておけばよかった」です。 念の為説明すると、AirTagとはiPhoneやMacなどの「探す」アプリから使える、Appleが発売している荷物紛失防止タグ。位置情報を探したり、アラーム音を鳴らすことができます。 これがあれば探しにいくこともできたし、「あぁ、警察付近にあるってことは、きっと誰かが届けてくれて保管されてるのかも」ともっと早く安心することもできたはず。何にもつけていなかったことを後悔して、即購入しました。 鍵にAirTag(写真右)、財布にはAnkerの「Eufy SmartTrack Card E30」というカード式の紛失防止トラッカー(写真左)を。どちらも簡単な設定で、iPhoneの「探す」から使えます。 iPhoneユーザーのためAndroidのことは実体験でお伝えできず恐縮ですが、Ankerのカード式のほうは専用アプリがあるのでAndroidでも使えます。「紛失防止タグ」などで検索するといろいろ出てくるので調べてみてください。この記事を読み終わったらすぐ調べてください。すぐです。「後でやろう」と思うと忘れます。 【2】合鍵が家の中にしかないのは無意味 ひとり暮らしの私は、当然鍵を管理できるのも自分だけ。そんな私が合鍵を置いていたのは、家の中。なぜなのか。無意味すぎる。 どこまでリスクを許容できるかは人それぞれになりますが、 ・信頼できる人に預ける(できれば近所に住んでいる人) ・会社のロッカーやデスクなどに置いておく ・ポストの中などに暗証番号式のケースなどにinして入れておく(うちの場合はポストもダイヤル式の鍵かつ結構複雑なのでまずそこの突破が難しそうですが、万が一突破される可能性もゼロではないので、そこそこ危険?悩みどころです) など、まだ何にするかは考え中ですが、分散させておこう、と誓いました。 【3】鍵開けサービスは事前に調べたもののみがおすすめ 「家に入れなくてパニック×深夜で眠い×酒に酔っている×寒い」という頭がまったく働いていない状態の場合は、まずまともな判断ができません。 「鍵を開けるのに5~6万かかる」と言われたので、さすがに「それは高い」と判断して今回は諦めましたが、もう少し安かったら、正直それが本当に相場なのかどうかもわからず開けてもらっていた気もします。 賃貸物件契約時に「トラブル24時間対応サービス」的なものに加入している場合はまずそちらに電話。 私のようにそういったものに加入していない場合は、事前に良心的な業者さんを調べておきそこに電話。それがダメならもうその日は家に入ろうとせず、スーパー銭湯やネットカフェ、カラオケ屋、ファミレスなどどこかで朝を待って、管理会社や大家さんに開けてもらう、が正解のように思います。 ちなみに「出張費無料」と書いてある業者2箇所に電話しましたが、結局来なかったA社も、すぐ来てくれたものの相場よりかなり高額をふっかけてきたB社も、2箇所とも別の名目でお金を取られたので、私は今、深夜の鍵開けサービス不信に陥っています。きっと本当に良心的な業者さんもあると思いますが、どれが良心的なサービスで、どれはそうではないのか見抜くのが、あまりに難しい…。 【4】クレジットカードの断捨離しすぎに注意 数ヶ月前に断捨離本を読みまくったのでよくわかるんですが「クレジットカードは、普段使っていないもの以外は退会しましょう」とそこそこ書かれているのを見ました。 けれど、今回のように「使っているクレジットカードをほぼ全部一気に紛失」すると、かなり絶望的な気持ちになります。きっとそのときには銀行のキャッシュカードも一緒になくなっている可能性が高いです。手元に使えるお金がないことの心細さ、とんでもないものでした。 年会費無料のカードなら、普段使わなくとも、家のどこかわかりづらい場所に、1枚予備を置いておいたほうがいいな、と思いました。 【5】GoogleMAPの「タイムライン」機能が意外と便利 記憶を失うまで飲むなという話ですが、そんな万が一のときに備えてこの機能をオンにしておくと、自分の経路を記録にとって、後からいったい自分はどこで何をしていたのか振り返れます。位置情報を記録しておくことに抵抗がない方はぜひ。 上に伸びる線は帰りで、本当はこちらもSHIBUYA109前くらいに行き、そこから地下鉄に乗ったのですがうまく記録されていない…というわけで、精度100%ではないですが、ないよりはあったほうが何かあった際に追跡できて便利そうです。 【6】酒飲みは自分を過信してはいけない そして何より、結局のところこれです。私の場合ある年齢を超えた頃からグッとお酒が弱くなって、二日酔いの頻度が急増。年とともにお酒が弱くなっているのに、自分の認識が追いついていない気がします。 日本酒やワインなど度数の高いお酒のときは同量の水を飲みますが、ビールやハイボール、サワーは水扱いでガバガバ飲みがち。なんなら普段、日本酒のチェイサーにビールを飲むこともよくある。今回はその積み重ねでやっちまったので、どんなお酒でも水を同時に飲むのが大事です。 そしてお酒はだいたい「気付いたときには引き返せないくらい酔っ払っている」ことが多いので、私は一旦しばらく、自分の中では絶対に酔っ払わない「1回の食事で、3杯まで」くらいの制限を設けてやっていこうと思います…。(もうちょっといけるかもしれませんが、もう自分を信用できなさすぎる)
忘年会、クリスマスパーティー、年末年始、新年会と、何かとお酒を飲む機会が続く季節。どうか皆様、本当に気をつけてください。あくまで私は、何も取られずに交番にすぐ届けられていた超ラッキーケースです。ぜひこの大馬鹿者から学んでいただければ幸いです…。