【実録】深夜1時、飲みすぎて路上でバッグ丸ごと紛失して学んだ6つのこと
AM3:30 一夜を明かせる場所へ向かう
バッグを丸ごと紛失したので、鍵もなければ、財布もない。幸いスマホは持っていて、PASMOに3000円、PayPayに1000円ほど入っていた。スマホが完全な命綱だ。そしてそのスマホは充電が残り20%。モバイルバッテリーと充電コードも紛失したバッグの中に入っていたので、ない。ひとまず、充電ができる場所に向かわなければいけないと、充電コードを購入した。残り計3000円。 近隣の空いているホテルを調べると、安くても1泊3万円はした。 というわけで、「あまりお金を使わず一夜を明かせる場所」として、私が最適だと判断した都内某所(諸事情により秘密)へ向かうのにタクシーを使うか迷ったが、財布をなくした状況でお金を使うのが怖くて、小一時間歩いて向かうことにした。 ※今思えば、モバイルPASMOにいつも普通にApple Payに登録したクレジットカードから入金して使っているので、その方法でいくらでも入金できるので余裕でタクシー乗れるじゃん、という感じですが、当時は寒さと酔いで判断能力がいつもの5%くらいになっていたので、頭が回りませんでした。
AM4:30 ようやく室内へ
気温2度の中、小一時間歩いて都内某所に到着。ほっとした。そこは寝転がれて、充電もできる。ただ、ここまで4~5時間も12月の屋外にいたので、暖房を設定できる限り最大にしても底冷えが止まらない。よりによってこの日手持ちのコートでいちばん短い丈のものを着ていて、コートをかけてもあたたまらない。別のふかふかのロングコートにするか最後まで迷っていたが、ロングコートにすればよかったと後悔しながら、横になった。
AM7:00 寒さで起床
寒くて2時間ほど眠ったところで起きてしまい、二度寝はできなかった。お湯で手を洗い、あたたかい飲み物を飲むと、体が内側からふわっと温まるのを感じた。 物件の管理会社が開くのが10時。そこで家の鍵を開けてもらう依頼をする。 スナックのママにはLINEを送った。 焼肉屋の開店は11時。まだ先だ。 まず、確実に開いている駅に電話をしよう。記憶のない魔の1時間、トイレなどに立てこもって荷物を置き忘れた可能性はまあまあ高い。 …しかし、駅にバッグの特徴を伝えたものの「こちらには届いていないですね…」と言われた。 絶望。