卵からふ化させたナマズの稚魚を放して1年半、池の水を抜いたら…… 驚がくの結果に「スゴい」「池はロマンがありますね」の声
自然まかせのひょうたん池に卵からふ化させたナマズの稚魚を放ち、1年半経過したら……YouTubeに生き物の生命力に驚かされる、興味深い動画が投稿されました。動画は記事執筆時点で21万回再生され、1700件を超える高評価を獲得しています。 【画像】池の水を抜いた結果
1年半前に卵からふ化させたナマズの稚魚
動画が投稿されたのは、ナマズやフナといった身近な水辺の生き物を捕ったり、育てたりしているYouTubeチャンネル「水辺 de ASOBO」。以前は2年半もの間無給餌で育てたメダカの、奇跡的な姿を見せてくれました。 今回は卵からふ化させ、1年半前に自然まかせのひょうたん池に放したナマズの稚魚の様子を確認していくようです。
池の水を抜いてナマズを探す
動画が撮影されたのは、秋の終わり頃。ひょうたん池に3匹の子ナマズを放して1年半が経過したことから久しぶりに水を抜き、ナマズの生存確認をしていきます。 まずは熊手を使って水草を取り出すと、水草の中には自然に繁殖したイモリの姿が。その後も黙々と水草を取り出していくと、次から次へとイモリが姿を見せたのでした。 なおこの地点で前回の水替えから1年経過しているそうですが、その間一度もナマズの姿を見ていないそうです。果たして3匹のナマズは、今も無事に生きているのでしょうか……? お次は落ち葉や枯れ枝を取り出す作業に入ります。熊手を使って池の底をさらっていくと、まずは1匹のフナが姿を現しました。 フナのほかにもコメットという金魚がいるはずとのことですが……金魚より先にナマズが熊手で取れるという、まさかの事態に驚く投稿主さんなのでした。 次は水中ポンプが目詰まりしないよう、浮草を取り除きます。浮草を大体取り除くことができたらポンプを使い、池の水を抜く作業に突入です。 魚の姿が見える水位でポンプを止め、まずは網を使って泥の中でも目立ち、泳ぎが遅い金魚を捕獲することに。続いて水が濁ると見つけにくいというフナをすくい、ここで金魚1匹とフナ3匹の姿を確認することができました。 しかし思ったように魚が取れないことから、さらに水を抜いて水位を下げていきます。するととてつもなく大きく、ずっしりと重くなった2匹目のナマズを発見、捕獲することに成功しました。続いて3匹目のナマズを発見し、ひょうたん池に放したナマズが3匹とも生きていることを確認できたのでした。 魚を全て取り出してからひょうたん池に井戸水を入れ、取り出した魚たちの様子を見てみることに。ナマズは体格に差こそついていたものの、3匹ともとても元気そうです。しかし最初は3匹いたはずの金魚は数を減らし、1匹になっていました。 次いで同じ卵からふ化したひょうたん池で育った大物ナマズと、タライで育った大物ナマズを見比べてみると、驚くほど生長の度合いが異なりました。同じ親から同じタイミングで産まれた卵でも、飼育環境によってこれほどの差がつくのですね……!! なおタライにはエサを入れてきたけれど、ひょうたん池は自然任せでほぼ無給餌だったそうです。それでも大きく立派に育った、ナマズの生命力には驚くばかりですね。 最後に魚たちを池に戻し、今回の水替えと観察は終了です。卵から育てたナマズの中では過去最大サイズになったという、ひょうたん池育ちのナマズはこれから越冬するとのこと。自然まかせのナマズがどこまで成長するのか、今からとっても楽しみですね!