【実録】深夜1時、飲みすぎて路上でバッグ丸ごと紛失して学んだ6つのこと
AM9:00 試しに管理会社に電話をしてみた
私が住む家の管理会社は、ひとりで地元密着でやっているハートフルな会社なので、もしかすると携帯に転送されるタイプかもしれない、と思って、開店1時間前に試しに電話をしてみた。 管理会社さん「もしもし」 出た!!! 鍵をなくしたので開けてほしい旨を伝えると、「今歯磨きしてたんで、ちょっとすぐ調べて折り返します」と言われた。やっぱり携帯に転送されるタイプだった。ハートフル。 そして案の定、私の家は24時間サービスなどとは契約がなく、スペアキーを持っているのはすぐ近くに住む大家さんとのことで、すぐに連絡をしてくれて、大家さんの携帯の番号を教わった。 大家さんとはすぐ連絡がつき、事情を話すとすぐにポストにスペアキーを入れてくれることになった。 一夜を明かした都内某所から帰宅途中、ショートメッセージで「ゆっくり寝てくださいね!」と連絡が入り、あまりにハートウォーミングだった。 しかし、それと同時にスナックのママから連絡が入った。「片付けをしてから店を出ましたが、その際にはなかったと思います」という、絶望の連絡だった。 90%スナックに忘れたと思っていたのに。 絶望。 キャッシュカードやクレジットカードを止めなければいけない可能性がそこそこ高くなってきた。しかも、私はこの間断捨離で使っていないクレジットカードを結構止めたので、普段使うものしか持っていなかった気もする。最悪の場合、手持ちのクレジットカード全部紛失という可能性もある。嫌だー!
AM10:00 帰宅
大家さんがポストに入れてくれた鍵を使って、帰宅。 いつもの家に足を踏み入れた瞬間とてもあたたかくて「やっぱり家はあたたかいな」と思ったら、よりによってエアコンつけっぱなしだった。いいんだか悪いんだかわからない。 底冷えから来る震えがまだ止まらなかったので即お風呂を沸かしながら、銀行のクレジットカードやキャッシュカードを止める場合の連絡先を調べ始めた。 ついでに記憶のないクレジットカードが出てこないか、あまり使わないポイントカードなどを置いているカード置き場を探すと…あった!! そういえば数年前に契約した気がするものの完全に存在を忘れていたクレジットカード、発見!! 早速Apple Payにそのカードを登録し、PASMOの入金ができるかをテストすると、できた。これで財布に入っていたクレジットカードたちを止めてもなんとかなる。しかし財布がないことに怯えて1万5000円くらい入金した。 熱めに設定したお風呂が沸いて、浸かる。「命の洗濯」という四文字が頭をよぎった。あれだけ私を蝕んでいた底冷えは、一気に解消されていった。 そして「にんげんっていいな」の歌詞を思い出した。 おふろとあったかいふとんが毎日あることがどれだけ幸せか、心から実感した。これからもこの日のことを思い出しては感謝ができると思う。 さて、残る可能性は焼肉屋だ。