ザ・ノンフィクション「57歳クズ芸人の婚活」をサポートした私…心から失望した“決定的な出来事”
―[結婚につながる恋のはじめ方]― 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
「57歳クズ芸人の婚活」の裏側で起きていたこと
先日、フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』でクズ芸人と言われるガッポリ建設の小堀敏夫さん(57歳)の婚活サポート模様が放送されました。今回はその裏側を含め、実は結婚相談所も結婚はかなり難しいよなと思ってしまう人の特徴についてお答えします。 小堀さんは芸人という肩書きではありますが、事務所には所属せず、稼ぎの中心は「ギャラ飲み」という特殊な方でした。意外に思われるかもしれませんが、律儀で真面目な面もあり、常に何かしら手土産を持ってきてくれたり、「報連相」もできるイメージがありました。 ただ、結果として、私は小堀さんに「婚活よりも先に人生考えて土台作りが必要」とお伝えして、私のほうから休会をおすすめしました。
結婚相談所も誰でもおすすめできるわけじゃない
今後、小堀さんのサポートをしていくかは、もちろん彼の変化次第ではありますが、「このまま続けてもらっても私が自信を持って女性をご紹介ができない」と感じたことが休会をおすすめした理由です。 結婚相談所は各相談所が自分自身の信用のもと、自社の会員さまに最高のお相手をご紹介するように努めています。お金を払ってる会員だからという理由だけでご紹介をすることはありません。「この人なら」と思う人につなぎたいといつも考えています。 そして、そんなプロである結婚相談所の仲人が「この人は難しいよな」と感じたら、婚活は苦労すること間違いなしなわけです。
信頼関係が大きく損なわれた瞬間
それでは、どんな人がそう思われやすいのか? 絶対にしてはいけないのは「嘘をつくこと」です。 小堀さんはタバコを止めると言いながらタバコを吸っていたり、お金は大丈夫と言いながら滞納していたり、アパートなのにマンションの14階に住んでいると言ったりなど、多くの嘘をついていました。 仲人につく嘘は結果として出会うお相手にも嘘をつくことになります。そして、嘘やごまかしのある方に安心してご紹介はできなくなっていきます。そのため、タバコに関する嘘が発覚した際、残念ながら心から失望し、信頼関係が壊れていってしまいました。