大阪府・吉村知事が定例会見11月2日(全文2)瞬間視聴者数の最多人数でギネスに挑戦
特に遅れやすいのがやっぱり軽症者
吉村:これはもう保健所についてはそれぞれ当然、政令市、それから中核市が管轄をしています。で、政令市、中核市管轄じゃないところについては大阪府が管轄をするということでやっていまして、保健所を強化するというのが主軸だと思っています。それが主流であり、本論です。で、これについてはこれまでもやってきました。特に大阪市の保健所が、陽性者数が非常に多いですから、松井市長の下でそれまでの大阪市の保健所からずいぶんと強化をしたわけですけれども、今後さらにどんな波が来るか分かりませんので、そういった意味では最初、保健所のファーストコンタクトがどうしても遅れる可能性は考えないといけない。 で、特に遅れやすいのがやっぱり軽症の方ですね。リスクの低い方が遅れやすいんです。ただ、そのリスクの低い方でも、例えば、確かに若い世代で症状も非常に軽かったとしても、例えば家族にうつしたくないとか、できるだけ早く宿泊療養に入りたいんだけどっていう人に対する連絡が少し遅れて、宿泊療養にちょっともう日にちが過ぎたからやっぱりやめておきますということも実際はあり得るわけですから、実際あったわけですから、そういった意味では、そういった方も、安心してこのコロナの感染者としてもできるだけ早く、例えば宿泊療養に案内するとか、あるいは今、抗体カクテル、外来でもできるようにしていますので、軽い方でもできるだけ早く治療を受けられるようにするとか、そういった保健所のある意味セーフティーネットの役割を果たす機関が必要だという判断で、今回の自宅待機SOSをつくったということです。 あくまでも主体は保健所だと思っています。だから、保健所の中でカバーできればいいし、これがほとんど連絡が来ないほうが本来としてはいいんだろうと思いますが、いざというときのための府民の皆さんの、このコロナ対策の策としてつくったということです。 司会:よろしいですか。じゃあ次の方、手をあげてください。じゃあ今、手があがったABCさん。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見11月2日 全文3に続く