【40代・50代は注目】秋冬、京都の新たな贅沢!日本初上陸のラグジュアリーホテルで京野菜たっぷり極上朝食を堪能!/シックスセンシズ京都(後編)
野菜のおいしさが際立つシックスセンシズにおいて、ランチやディナーをとるなら、コースで味わうとそのよさがより楽しめそう。 カサゴには、大原つくだ農園の野菜がたっぷり。バターソースもあおさが香り高く、さっぱりと仕上がっている。
京都の経産和牛が使われているが、これも丁寧に飼育しなおしていて肉質はとてもしなやか。無花果やデーツのソースと、やはりパワーのある野菜と相性よし。
「野菜といつも向き合っていますね」というエグゼクティブシェフ 宍倉 宏生さんは、地元京都出身。 5つ星ホテルに長くいてフランス・イタリア料理のテクニックを培い、その後、薪火料理が人気の京都八瀬のホテル「moksa」のダイニングで総料理長を務めた方だが、ここでは炭火を駆使、京都宮津の魚や経産和牛の火入れをしている。 伝統的日本料理も大切にしながら、シェフの発想でシームレスに組み立てている料理は、野菜愛を十二分に感じる、体が喜ぶ料理に仕上がっている。 地元の生産者・職人の方々とのつながりを大切にしながら、旬の食材を探し求め、最高の状態で提供するのに、奔走しているのが伝わってくる。
そして是非、扉を開けてみていただきたいのが、カクテルバー。 アンティークとコンテンポラリーがミックスされた不思議なバランスで、ほのかな灯りとともにちょっとミステリアスな雰囲気。密やかな雰囲気で、なんだか大人がほっとできる場所だ。 カウンターは、かつての薬店にあった百味箪笥をイメージしたそうで、ちょっと日本の懐かしさも感じる。
シーティングエリアはゆったりしたソファ席もあって、まったりできる。
SAKURAやYUZU、SANSHOなど、和のネーミングのカクテルも、甘すぎない大人の味わい。 また、おつまみに京都・関西風味の海老串カツや、からしレンコンのカツレツ、稲荷寿司などもあり、ついつまみたくなる楽しさも。
最後に81室しかない、コージーなホテルのお部屋を紹介しよう。 「デラックスキング」(42㎡)は、ベランダにガーデンソファがあって、窓を開けると風が通って清々しい。 朝は部屋に備えてあるヨガマットを引いて、ストレッチしたくなる。