「アメリカではまず無理」「誰も盗らないことに感動」 日本の治安の良さに外国人が感激した瞬間3選
日本は世界的に見ても、治安が良い国といわれています。訪日外国人のなかには、日本では当たり前の光景に「平和」を感じることもあるようです。訪日外国人が感じた日本の治安の良さやマナーについて、反響の大きかった光景を3つ振り返ります。 【写真】アメリカ人が母国では「まず無理」と驚いた日本の光景の写真 ◇ ◇ ◇
「アメリカではまず無理」 日本の治安の良さに驚き
アメリカでは「子どもひとりでの外出が禁止」 日本で当たり前の光景に「驚きました」 アメリカからやってきた、ディミトリさんとカーンさん。日本について「すべてが清潔で、全体的にすごく安全」と感じたカーンさんは、子どもが夜遅く出歩いている姿を見て驚いたといいます。 「私は普段、アメリカで公共交通機関を利用する勇気はありません。日本でディミトリが体調を崩してホテルで休んでいたとき、私はひとりで、夜に地下鉄を使って買い物に出かける勇気を持つことができました。アメリカではまず無理ですね」 海外では地下鉄内だけでなく、駅周辺にも危険なエリアがたくさんあります。国によっては外務省から注意喚起がされている場合も。カーンさんは日本の治安の良さを、身をもって体験したようです。
アメリカ人カップル 電車内の静けさに「これは素敵」
アメリカでは「待ってなんてくれない」 日本人の「おもてなしがすごい」と感じた行動とは アメリカ北西部のワシントン州シアトルから、夫婦で日本を訪れたブルックさんとベンさん。ふたりは観光中、公共の場での日本人の振る舞いに驚いていました。 「ちょっとしたところでも、おもてなしがすごいと感じました。たとえば、エレベーターでは先に乗り込んだ人が、絶対に『開く』ボタンを押して待ってくれるんです。アメリカだったら、自分が乗ったら、みんな『閉める』ボタンを押しちゃう。待ってなんてくれないです(笑)」 日本では、エレベーターの乗降時に降りる人を優先するなど、多くの人が当たり前に行動しています。その様子から、ふたりは日本独特のマナーに気づき、理解や関心を深めました。
ニュージーランド人「誰も盗らないことに感動しました」
「一番大きなカルチャーショック」 ニュージーランド人が信頼感があるからこそ成り立つと感じた光景とは 日本で暮らし始めて2年になる、ニュージーランド出身のアナさん。現在、外国語指導助手として日本で働いています。そんなアナさんは、日本で信じられない光景を目の当たりにしたそうです。 「ひとりでカフェなどを利用しているときに、トイレへ行くために席を離れる必要があっても、バッグや持ち物一式を置いていく人がいますよね? 誰も何も盗まないので、すべての持ち物をまとめて持ち歩く必要がない。初めてそれを見たときは驚きました。最初の頃は『盗られちゃうよ!』と思ったけど、誰も盗らないことに感動しました」 もし母国で同じことをしたら、「確実に盗まれます」とアナさん。大きなカルチャーショックを受けていましたが、日本でも危険がゼロとはいえません。モラルとマナーを守って、みんなが安心して過ごせるような環境を保ちたいですね。
Hint-Pot編集部