お父さん、私、妊娠したの…20歳娘の告白に〈月収65万円〉50歳大手メーカー勤務の父、わかりやすく狼狽。「相手は誰なんだ!」に対する「衝撃回答」
50代。教育費の負担が落ち着き、定年後の生活を見据えて資産形成を加速させていかなければならないタイミングです。しかし子育てがひと段落したと思ったら、新たな出費が発生、ということも。思惑通り資産形成を進めることは、意外と難しいことのようです。 ▼【早見表】年金に頼らず「夫婦で100歳まで生きる」ための貯蓄額
人生にある3つのお金の貯め時…50代は最後のチャンス
子どもが成人式を迎える――それは子どもにとっても、親にとっても大きな節目です。2022年に成人年齢は18歳に引き下げられましたが、成人式の対象年齢は地域によって20歳のまま維持されているケースも。2025年に成人を迎える18~20歳は、18歳(2004年4月2日から2005年4月1日生まれ)が約112万人、19歳(2003年4月2日から2004年4月1日生まれ)が約113万人、20歳(2002年4月2日から2003年4月1日生まれ)が約117万人。合計約341万人と推計されています。 大手メーカー勤務の福田大輔さん(仮名・50歳)。昨年、ひとり娘・さくらさん(仮名)が20歳を迎えました。住宅ローンの返済に子どもの教育費。大きな負担でしたが、さくらさんは専門学校を卒業後に就職。教育費はひと段落したので、あとは老後を見据えた資産形成をどんどん進めていかなければなりません。 株式会社林商会が子どものいる40代以上男女に対して行った『人生の3つの貯め時に関する調査』では、人生におけるお金の貯め時である「就職~結婚」「結婚~子供が小学生」「子供が独立~定年」の3つのタイミングについて、実施にお金を貯めることができたかを尋ねています。それによると、ひとつのタイミングでは51%、2つ目のタイミングでは44%、3つ目のタイミングでは49%が「貯められた」と回答。多少の幅はあるものの、どのタイミングでも「貯められなかった」と回答している人は半数近くいます。コツコツと資産形成を進めることが重要とはいうものの、いろいろとライフイベントが起こるなかでは難しいことがわかります。 だからこそ、3つの貯めどきは重要。この機会にしっかりと資産形成を進めることができないと、老後に苦労することは目に見えています。 福田さんの月収は月65万円。手取りにすると月45万円ほどです。月13万円ほどの住宅ローンは、繰り上げ返済をしながら、60歳定年前には払い終える予定です。奥さんもパート勤めを開始し、夫婦で老後を見据えた資産形成を加速させるつもりだったといいます。