大阪府・吉村知事が定例会見2月18日(全文5)医療体制を見える化すべき
2025年に舟運が身近になっているイメージは?
その我慢、社会全体で考えたときにどこまで許容するのって考えたら、やっぱり医療体制もここまで限りなくやってるんですっていうのは、本来は見える化しないといけないんじゃないかな。その見える化になってるのかなって、誰も基準作りもしないし。僕はそこに疑問を持ってるんですけどね。 ただ、これはあんまり言うとまた命を粗末にしてるとか、医療が逼迫してるんだ、医療従事者に対して失礼じゃないかと言われるからあんまり言わない。僕もそれやってるんですけど、これは医療業界もメディアも政治家も含めてみんなが口つぐんでる感じがしてますけどね、僕は。 Lmaga.jp:分かりました。また別のことなんですけど、淀川の大堰公園の件なんですけれど、インバウンドとか観光客向けの、舟運を生かしたっていうところなんですけれども、またちょっと別の目線で、大阪府民にとって水運、水の移動っていう、会場の移動とか船での移動とかっていうのが何か身近に感じられたりとかそういった、ちょっと先の話なんですけど、2025年のころに府民にとってちょっと身近なものになっているイメージみたいなのとかってありますか。 吉村:僕は2025年に海の交通、舟運、かなり発達していると思いますし、発達させるべきだと思ってます。だからその仕組みづくりを、まさに今日の予算もそうですけど、やってるということです。ものすごいポテンシャルあるのが、僕は大阪は海だと、ベイエリアだと思ってまして、あと、川。空飛ぶ車なんかも実は川と海があるからその上を通ったらいけるんじゃないかっていうのは僕の着眼で、まずこれをやろうよということで、川の上と海の上を通ったらええやんかというので今、もうかなり現実化してきますし。大阪でやることについて現実化してきていますし。
日本は川を治水にしか使っていない感じがする
やっぱりベイエリアって世界でものすごく価値が高かったりするのに、大阪のベイエリアってなかなかそういうのをやってない。これは昔からの課題ですけど。それから川を見ても、セーヌ川を見てもものすごく、大都市の川ってものすごく活用されてるけど、日本はただ治水というかそういうことにしかあまり使ってない感じがして、僕はもったいないなというふうに思ってます。 だから淀川なんかも、果ては京都までつながってるわけですから、途中で新大阪もあってあれもあるし、枚方とかあっちのエリアもあるし、出ていったら今度は瀬戸内海へ行けますから。瀬戸内へ行ったらいろんな瀬戸内の島々もものすごいきれいだし、美術館なんかもあったりして、ものすごく可能性が高いと思うんですよ。ただ、そこの拠点性というのがなかなか今までやってこなかったので、やりたいなと思って。 今回の中之島のサウスゲートなんかもそうです。北新地のところの、あれは大阪市長時代に僕ちょっと通いましたけど、淀屋橋のところの整備なんかも今、大阪市で進めてくれていると思うんですけれども、淀屋橋の何ビルやったかな、新地の入口のビルのところの南側のところに船が付けれるようにとかやってる最中なんですよ、今。 だからそういった意味で、橋の都合があって平べったい船しかなかなか行きにくいんですけど、中之島の景色とかも最高だと思いました。中之島とか大川、あっちから入っていって東横堀へ入っていって、道頓堀はそのまま行けますし。だからそこをもっと活用できるような舟運っていうのにぜひ力を入れていきたいなと思って。それは1つの方向性です。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見2月18日 全文6に続く