大阪府・吉村知事が定例会見2月18日(全文5)医療体制を見える化すべき
いろいろ改善しながら進めている
例えば一例で言うと、コロナの追跡システムなんかも、なかなかアラート鳴らへんやんかというのは皆さんからご指摘あって、それはそのとおりだと思います。じゃあなんで鳴らへんのというところを見ると、やっぱり陽性者の方から発信してもらわなきゃいけないとか、個人情報の観点からかなり厳格に階段つくり過ぎて、じゃあもうこれはちょっとやめようと、保健所でも把握できたらアラートは鳴らすようにしようとか、いろいろ改善しながら進めているので、100%やってきたことが正しかったかといえばそうじゃないとは思うんですが、問題点があれば訂正しながら、より良い答えを自分の中では導きながらもやってきてるというふうには思っています。 また、やはり府の職員が優秀ですので、健康医療部も含めて府の職員からの意見というのを議論しながら判断をしていこうというのは常に意識しています。どうしてもここは、ぐっと前に出て判断する性格のところがあるので、職員の意見がやっぱり冷静で参考になることも多いので、それを聞いて判断しようというのは常に心掛けています。 司会:はい。ほかにご質問ある方はいらっしゃいますか。お1人ですかね。はい、どうぞ。
計画どおり接種できそうか
Lmaga.jp:エルマガジンの岡田です。まずワクチン接種に関してなんですけど、ワクチン接種が17日から開始されているんですが、前回の本部会議でワクチン接種に関してはまだワクチン自体、いつ届くか分からないというふうなご回答をもらったんですが、現状はもういつ届くか分かって、計画どおり接種ができるという考えでいいですか。 吉村:現時点で大阪府に、大阪府分のワクチンが、医療従事者向けのワクチンがいつ来るかっていうのは連絡はないです。ただ、きのうニュース見てたら、河野さんが19日に発表するみたいなことを言ってませんでした? 言ってたと思うんですよ。あれ、『news zero』か。『news zero』かなんかで出演されてたと思うんですけど、そこで知ったというね。そこでそうなの? って知ったんだけど、たぶん19日に都道府県の皆さんにもいつぐらい、どのぐらいのワクチンを配布するかっていう計画はご回答しようと思いますって、アナウンサーの質問に対して答えてたと思うので。なので、あす来るのかなというふうに期待して待ってます。今は来てません。 Lmaga.jp:あともう1点なんですけども、病床確保に向けて、重症病床の確保をさらに進めるということなんですけれども、病床確保することで感染が大きくなったときでも受け皿が増えるということで、社会経済に対する考え方っていう、影響に、なんて言うんですかね、前の本部会議でも藤井部長が、病床の受け皿を多くすることで社会経済も回せる範囲がちょっと幅が広くなるような発言もされていらっしゃったので、そういう点に対する期待みたいなものがございましたらお願いします。 吉村:まず、感染って右肩上がりになったときっていうのは、やっぱり医療資源って必ず限りがあるので、1000、2000、3000と増えてきたら対応はやっぱり難しくなってくると思います。なので感染を抑えるっていうのがやっぱり一番重要だろうなと、右肩上がりでぐっと伸びてるときは。そう思います。なので、そっちが伸びる速度のほうが、世界をどう見渡しても、やっぱり同じように感染拡大したらちょっと日本では対応できないし大阪でも対応できないなという感染拡大が世界で起きていますので。幸い日本ではそこまで波という意味では起きてないわけですけど、起きてないというか、起きる前に抑えてるのかちょっと分からないですが、起きてないわけです。でもそれが起きる可能性は、やっぱり世界で起きているわけですからあり得る中で、この間、対策を打ってきました。