送り先拡大と多車種維持「社員と会話して軌道修正図る」日野自動車会見8月2日(全文7完)
日野自動車は2日午後、記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「燃費試験などのデータ改ざんで経緯説明 日野自動車が会見(2022年8月2日)」に対応しております。 【動画】燃費試験などのデータ改ざんで経緯説明 日野自動車が会見(2022年8月2日) ◇ ◇
ルールの中でしっかり世の中にお役に立つように
小木曽:「HINOウェイ」というものをつくり直しましたということを先ほど申し上げました。プレスインフォメーションにも書いてございますけど、そういった価値観をこれから大切にしていこうと思います。その中で高いハードルを越えられるように人材育成、技術革新をしていくことが必要ですけれども、これはルールの中でしっかり世の中にお役に立つようにしていくということだと思っております。 2点目、ご質問に先に回答させていただくと、2点目、規制がどんどん厳しくなる中で、ディーゼルエンジンというものは非常に対応が難しくなってくる。これはそのとおりです。ただ、これ、お客さまの観点からいくと、大型の幹線輸送のトラックが一気にバッテリーEVになるのも厳しいですし、やはり日本の環境を考えると、ガソリンに置き換えるというわけにもまいりませんので、われわれはこの厳しい規制に対応するとともに、どのようにお客さまの利便性を守っていけるかということを考えてまいります。 長期的には、内燃機関を使って、よりCO2の負荷が少なくて、NOxとかが出にくい、PMも出にくい代替燃料を探してみたり、電池だけに頼らない燃料電池水素のようなものに向かってもやっていきたいと思いますけれども、これらは全てチャレンジが伴いますので、冒頭の話にいつも戻らさせていただきますけれども、しっかりチャレンジしながら、必ず正しいことをやる、そういう評価をするということが大事だと思っております。すいません。余分な回答までしたかもしれません。そういうふうに考えております。 ニッポン放送:ありがとうございました。 司会1:それではいま一度、オンラインでご参加されている方の質疑応答、お願いいたします。 司会2:オンライン参加の方でご質問のある方はZoom機能の挙手ボタンを押していただきます。こちらでご質問者の選定を行い、ご質問者の所属とお名前をお呼びいたします。それでは質疑応答を開始いたします。ご質問のある方は、挙手ボタンを押してください。それでは朝日新聞、木村さま、ご質問をお願いいたします。 朝日新聞:朝日新聞の木村です。聞こえますでしょうか。 司会2:はい、聞こえております。