大阪市・松井市長が定例会見2月16日(全文3)こんな校則ほんまにあったんかと
解除要請に関する考え方を教えて
NHK:NHKの西澤です。新型コロナの緊急事態宣言の解除に関連してなんですけれども、国のほうがすぐに蔓延防止措置のほうに移行するのではなくて、緊急事態宣言の枠組みの中で、まず感染者数、病床の逼迫状況を減少させていくべきだという考えを西村大臣が示していましたけれども、19日にも知事がまた会議を開いて検討する考えを示していますけれども、市長の解除要請に関する考え方を教えてください。 松井:吉村知事がいろいろと、陽性率、それから病床の使用頻度を鑑みながら判断をされるんだろうと思いますけども、まさに今の状況を見てると、日々、感染者数は右肩下がり、減ってきてますし、それに応じて、少しタイムラグはありますけども、病床数も稼働率も低下をしていると。もう年始から、もっと言うなら大阪の場合は12月中旬からさまざまな形で、時短要請をお願いし、初詣も今年はできれば中止してもらいたいという、行動に対しても不要不急の外出等を自粛してくれというお願いをしてきましたんで、もうさすがに皆さん、僕のところにもいろいろと意見が来てますけども、もうそろそろそういう、なんか気持ち的に制約ある生活をなんとかしてくれという、そういうもう本当に精神的に参ってるという声もあります。
状況良くなれば営業時間を延長するのか
これは直接つながってるかどうか、エビデンスがあるわけではないけども、非常にそういう精神的不安定からの鬱症状という、そういうのも増えているというのもあるんで、やはり精神的に、コロナで実際に、コロナに感染じゃなくて精神的ダメージが非常に効いてるのかなと、今。ですから、これだけ患者数が減ってきて病院の稼働率も低下してきたんであれば、フルスペックで全て元へ戻すっていうのは、これはまた医療従事者の負担というものを考えればできないかもしれないけども、まずは一度、緊急事態という、そういう状況は取りあえず脱したんであれば解除をして、そして二度と緊急事態にならない形での、当面、ワクチンが、全ての方が接種されるまでの間、そういう形で個人の、1人1人の判断で感染拡大をさせない行動をしていただくという、そういう形の生活様式、社会行動というものをお願いしていきたいと思ってます。 だからもう春にもなりますし、花見も行きたいでしょうから、お花見はまあいいですよと。ただ、やっぱりそこで着座して飛沫飛ばす、そういう宴席はちょっと今年も遠慮しようよと。ただ、家族でお花見をして、缶コーヒー飲みながら花見するぐらいはいいんじゃないのと。そういう形で1人1人の精神的ストレスというものをやっぱりちょっと緩めていく、そういう形が必要だと思ってます。 NHK:重ねて、今までの質問とも重複しちゃうんですけれども、そうすると段階的に9時ごろまでの時短要請をかけていって、さらに状況が良くなれば、その時間も延長していくという考えですか。 松井:別に、本当お店を開けることが悪いんじゃなくて、やっぱり長時間そのお店に滞在すると、どうしてもお酒の量が増える。これはしょうがないですね、時間が長引けば。そうなるとやはり声も大きくなるというか、みんな、なんて言うかな、和気あいあいと、楽しいお酒になると余計にみんなが、にぎやかな宴席になるので、やはり長時間飲むことで飛沫を飛ばすと。飛沫、飛ばさなかったらいいんですよ。かといって、マスクしてるいうても、食べるときはマスク外さないと駄目なんでね。だからやっぱりそういうリスクを少し、感染拡大のリスクを抑えるということで、長時間の飲食を抑えていこうと思うと、営業時間については一定、ちょっと短縮をお願いするということはリスクヘッジにつながると思っています。