大阪市・松井市長が定例会見2月16日(全文3)こんな校則ほんまにあったんかと
コロナの影響次第で新たな支援策実施の可能性は
関西テレビ放送:関西テレビの【オオキタ 00:50:04】と申します。来年度についても、またコロナの影響が引き続き府民の生活などに影響すると思うんですけども、その場合また新たな施策であったりとか、支援策を行うことについてはどのようにお考えでしょうか。 松井:状況に応じては考えています。今も、例えば病床も、年末に民間病院に1床当たり1000万という協力金で増やすことをお願いしましたし、結果、それで100床増やしていただきましたし。だから病床がこれからも逼迫するような状況であればさらにということも、これは必要になってくるでしょうし。コロナの影響で生活成り立たない、そういう家庭については支援策も必要でしょうから。これは国の支援、そして国がやるべき支援と、そしてわれわれ基礎自治体としての役割と、役割分担の下で必要とあれば新たな支援策っていうのは、予算とセットで実施したいと思います。 司会:次の質問をお受けいたします。ほか、ご質問よろしいでしょうか。日経新聞。
大阪地裁で校則裁判の判決。受け止めを
日本経済新聞:日経新聞の【タマオカ 00:51:29】と申します。ちょっと予算とは別の質問になるんですけれども、今日、大阪地裁のほうで黒髪に染めた校則の判決が出まして、一部主張が認められて損害賠償を認めるという判決になったんですけれども、その判決についての受け止め。 松井:あれは僕が大阪府知事時代に訴訟が始まったのよ。そのときの教育長に、こんな校則ほんまにあったんかと。で、その当該生徒は、もともと茶色なわけよね、生まれつきで。生まれつきというか。それを黒髪指導されたというところがスタートだったと思います。だからある一定、やっぱり学校ですからルールは必要だと思うけども、やはり1人1人の、子供1人1人の状況に応じた中で、より子供に寄り添う指導というものを、やっぱりこれから学校現場で対応すべきだと思ってます。これは大阪ではないけど、下着の色とかもなんか校則で決められてるところもあるからね。下着の色なんて別に、そこで脱ぐわけやないんやからいいじゃない、そんなのね。だから校則も、もう古い校則は時代に見合う形でやっぱり見直していくべきだということも、当時も伝えました。 司会:次の質問をお受けいたします。NHK。