「政治の家業化は相当悪いこと」名古屋・河村市長会見8月8日(全文3完)
統一地方選の減税日本としての対応は
読売新聞:読売新聞の【ウノ 00:57:58】です。統一地方選挙の減税日本としての対応はどんな感じでお考えでしょうか。 河村:4月ですか。 読売新聞:そうです。 河村:ようけ、ちゃんと立てたいわね。だいたいお金も掛かりますし。なかなか世の中うみゃあこといかんですけど。そろそろ。塾もこの間終わりまして。あれが四十何人、50人はいなかったかな、が、みんな、選挙に出たいというお気持ちの方が集まっておりますので、どこの区でどうやって出るかということを維新の皆さんとも相談しながら進めていきたいと思いますけど。 読売新聞:前回と比べて、今回の擁立の目標みたいなものってお考えでしょうか。 河村:前回は、各区1人は立てようということでしたけど、それプラスアルファと。もっと立てようという話があるかもしれませんけど。まあね。この政党交付金があるかにゃあかで、そういうふうになってきてしまったし。あれですわね。非常に情けにゃあことですわ、本当にこれは。1人でもようけ立てたいということですけど。 読売新聞:前回よりも数としてはたくさん立てたいということなんでしょうか。 河村:そうですね。全区1人になったかな、結局、あれ。熱田も出まして、どうなりましたかね。全区1つ。 男性:市長、もうちょっと大きく。マイクに乗って。 河村:はい。全区1人になったですかね。それはやっぱり市民の皆さんに選択肢を持ってもらういうことでも重要ですからね。はい。
現在3期目の市議の出馬をどう考えているのか
東海テレビ放送:すいません、東海テレビ、【タケダ 01:00:04】です。もともと減税の市議の皆さん、最初の方っていうのは多選批判があって、2期までっていうところで出ていらっしゃった方が多かったかと思いますが、次、もし3回生の方が出られることになると4期目ということになって、いわゆる多選批判の対象になってくるかと思うんですけれども、現在3期目の方の出馬についてはどういうふうにお考えでしょうか。 河村:いや、みんなには、よっぽど大義名分をつくらんといかんぞと言ってありますけど、もし出るなら。そりゃね。大義名分って何かいうと、僕でも長いことやっとるじゃねえかと言われますけど、しかし、辞めてもらってもええですけど、そういう制度、市民並み給与というような制度というか、社会的に作っていく場合には、戦いは要りますわね、本当に。そのためにこうしてるというのは要りますので、大義名分は要るぜとは言ってあります。 時事通信:ほかにご質問はありますでしょうか。 東海テレビ放送:あ、続けていいですか。 河村:はい。 東海テレビ放送:大義名分があれば、3期目の方もそれは、立候補することは妨げないということですか。 河村:それは大義名分がありゃええでしょう、そりゃ、世の中は。戦ってかなんで、勝ち取るんですもんね。それと、これは言うと感じ悪いですけど、現実的な話として、こんだけ政治不信が極まった世の中で、1期に、その市民並み給与、パブリックサーバントたる政治、議員の家業化をストップするということですけど、そういうものが、なんにもねえ人が、よっぽどええ人が出りゃええけど、できんせんわね、問題は。みんな辞めてまったら。とも言えますよ、残念だけど。一番ええのは、3期で、はい、交代と。じゃあ次の人がまた、立派な人が地域から出てきてならいいですけど。 結局、政治の家業化を促進してまったらなんにもならないですからね。そうなりますと。日本中そうだけど。あんまりあんたらを批判してもいかんけど。政治の家業化という問題をあんまり書かんもんだで、マスコミも、残念ながら。何党がええとか、何党が悪いとか、そんなことばっかりやっとるもんだで。政治の家業化いうのは相当悪いことなんですよ。当然長いことやりましたら役人と癒着しますし、新しい人が出てくるという民主主義の根幹を害しますんで、家業化しますと。強いに決まっとんですわ、はっきり言いまして。それは。