名古屋市・河村市長が定例会見1月25日(全文2)マイナンバーによる接種管理は不要
無理をせずなるべく早めに休んで
浅井:医監の浅井でございます。そういう施設等での、どういうふうに感染が広がったということは、それぞれの施設でケース・バイ・ケースでございます。その中で、どういうふうに広がっているかということを、われわれ調査をさせていただいておりますが、やはりまずは感染をされた従業員の方から他の従業員ということがあって、それから利用者の方に広がっていく、そういうようなケースがよく見受けられるということが多いですので、どうしても施設の関係上、接触されるケースがどうしてもこれは避けられないということで、どうしてもまずは接触するということが一番原因になるというのは、これは見受けられるということですね。われわれとしては、そういう現場では、人員不足だというふうにお伺いしてて大変だとは思うんですが、軽微な体調不良の場合でも無理をせず、なるべく早めに休んでいただいて、検査を受けていただくというのがいいのかなというふうには考えております。 あとは、第3波では家庭内の感染事例が大変多ございまして、第2波のころから考えると気候が寒いということで、やはり室内の換気などが不十分だということが1つの要因ではないかなというふうに考えているところです。あとは、カラオケでの感染事例のように、複数人で共有するマイクなどについても、そういう物を介しての感染というのも見受けられますので、そういう場合でも、いわゆる消毒などについても気を付けていただければなというふうに思っております。すいません、私からは以上でございます。
自宅療養中の感染者が死亡。受け止めを
河村:そういうことで、これは言っていかないかんけど、名古屋は、いわゆる大都市の数字を見ていただければ分かるように人口比で相当、ゼロにはなりませんけど、残念ながら、抑え込んでおるという。正念場は、役所が正念場でやっとるということでございます。正念場はね。この認識が大きいんですよ、疫学調査というやつは。できないと言っとるところもあるじゃないですか、今。できないはないでしょういうて、それ。と思いますけど、私。 東海テレビ放送:ありがとうございます。もう1問ちょっと追加で幹事社から伺います。先ほど感染者の発表のときにも市長に言及していただきましたが、きのう自宅療養中の感染者の死亡が発表されました。高齢者ということで、本来であれば入院すべき方だったと思うんですけれども。高齢者全員が医療に結び付けられていない現状について受け止めをお願いします。 河村:これは今日、NHKの「おはよう日本」でも、名古屋で自宅で亡くなった方が出たってやりまして全国放送になっております。本当に残念なことで申し訳なかったなと思っております。いろいろご家庭の事情もありますけど、まったく無症状であったということのようですね。それと、ご自宅の場合で、酸素の、指に挟むやつね、あれだとだいぶ分かるもんだで、そういうのってなかったのか言ったら、なんかいろいろちょっとご事情もありまして、それを継続してなかったんですか、酸素のやつは。それは継続されてなかったと。しかしまったく無症状であってもということでございますけど、さらに丁寧に対応させていただくようにやりたいと思います。 一応満床であると、ベッドは、という報道があり、会見でも当局も言ったようでありますけど、今言いましたように、一応すぐ入れるやつですね、すぐ入れる。病床数については前言いましたように、ちょっといろいろやったら入れるよというのと、すぐ入れるのと、2つ混在して出てきますので、これがよく間違えられるんですが、今すぐ入れる病床数が226床と。226床と。ほんで市民の皆さんの、市外が48名おりますけど、市内で言いますと215名ですから、226床あるところに、今215名入っておられるということでございますと、これを引きますと11名ですか。退院される方もいますんでね。この辺のところで推移しておりますけど、やっぱり心配されるんで、市民の皆さんが。ちょっとアローワンスを取ったほうがええと。あるいは最近、報道なんか盛んに、さすがに出てきましたけど、実は日本の病床数って世界でトップなんだと。名古屋で言いますと1万6000床あるんです。名古屋市内で。全部ですよ、全部、それは。