小池都知事が定例会見12月18日(全文1)新型コロナで献血者数が減少
東京都の小池百合子知事は18日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「新型コロナ対応と通常医療、医療資源はどちらもひっ迫している」小池都知事が定例会見(2020年12月18日)」に対応しております。 【動画】「新型コロナ対応と通常医療、医療資源はどちらもひっ迫している」小池都知事が定例会見(2020年12月18日) ◇ ◇
強い危機感を持ち感染拡大食い止める
小池:はい、お願いします。 毎日新聞:それでは小池知事の定例記者会見を始めます。知事、よろしくお願いします。 小池:それではまずコロナから入ります。きのう、モニタリング会議については詳しくご報告させていただきました。感染状況、医療提供体制、共に赤ということで、初めてのことであります。専門家の先生からは医療提供体制の逼迫ということで、あとは患者を減らすということのコメントがありました。 一方で検査も増やしているのでその辺りはなかなか、どうするかっていうのはこのバランスを取る必要もあろうかと思いますが、医療側からすればやはりそういう思いだということをしっかり受け止めたいと思います。 都民の命を守る、強い危機感を持って感染の拡大を食い止める、そのために特別な時期として、きのう、年末年始コロナ特別警報、発出をいたしました。そしてきのうでありますが、ご承知のように重症者数については3人減って66人、新規の陽性者数が一気に822ということで、この数字を皆さん、厳しく受け止められたと思います。ちなみにその822人の目安となるのが、基本的に3日前の検査状況だということでございまして、そちらが1万991件となっております。これは過去最大であります。
年末年始を感染拡大の機会にしない
それから新規陽性者数のうち、世代に分けますと65歳以上の高齢者が112人となっております。厳しい状況の中で、年末年始を感染拡大の機会にしない。そのために皆さんと一体となって乗り越えていきたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。 そして東京iCDC、専門家ボードの座長をお務めいただいています賀来先生から、いつもと違う年末年始の過ごし方ということで、注意点をお示しいただいております。賀来先生から年末年始は、こちら、いつもの小さなグループで過ごすこと、忘年会、新年会を避けること、帰省はできるだけ避けて、帰省する場合は2週間前から会食を控えておいてほしい、などのアドバイス、具体的なアドバイスをいただいたところであります。ぜひお1人お1人の取り組み、お願いを申し上げたいと存じます。 そして東京iCDCに、都民の皆さま向けの感染予防ハンドブックも作成いただいたところでありまして、こちらも都のホームページからご覧いただけますので、ご活用いただきたいと存じます。 それから事業者の皆さま方には、ガイドラインの徹底、あらためてお願いいたします。その上でステッカーを掲示しているその重みを感じていただきたい。そして、継続的な対策の点検をよろしくお願いいたします。そして、お客さまに対策への協力の呼び掛け、お願いを申し上げます。そして職場における感染の防止も重要であります。こまめな換気、共用テーブルなどの定期的な消毒のほうも引き続き行ってください。 それから年末年始の休暇を分散して取っていただく、そしてテレワークですね。さらには時差出勤、こちらの定着もいっそう推進をお願い申し上げます。さらに、感染症の拡大防止の観点からは、これは師走の花を添える形でありますけれども、イルミネーションイベントがございますね。こちらのほうも、来年の1月11日までの間、ライトアップの停止、そしてまた点灯時間の短縮など、取り組みを、それぞれ主体が違っておりますけれども、お願いをしているところで、大変好意的な反応を今までのところ伺っているところでございます。引き続きのご理解、ご協力を賜りたいと存じます。 医療提供体制でありますけれども、きのう、17日の時点で新たに宿泊療養施設が加わりました。アパホテル&リゾート〈西新宿五丁目駅タワー〉というところでございまして、これで合わせますと合計10施設が、宿泊療養施設として使うことができまして、部屋数は約4000室となります。