【MLB】カブス逆転サヨナラ勝ち 今永7回途中4失点、鈴木16号含む2安打 カージナルス・ヌートバーは1安打
【カージナルス4-5xカブス】@リグレー・フィールド
日本時間8月2日、カブスは本拠地リグレー・フィールドでのカージナルス4連戦がスタート。その初戦は2点ビハインドで迎えた9回裏にカージナルスの守護神ライアン・ヘルズリーを攻略して3点を奪い、5対4で逆転サヨナラ勝ちを収めた。カブス先発の今永昇太は7回途中10安打4失点で勝ち負けつかず、3番手のネイト・ピアソンが2回1安打無失点の好リリーフで今季初勝利(1敗)をマーク。カージナルス3番手のヘルズリーはクローザーの役割を果たせず、4安打3失点と打ち込まれて4敗目(4勝)を喫した。 【動画】カブスの鈴木誠也が勝ち越しの16号ソロを放つ(MLB.comより) 同地区対決4連戦の初戦は、1回表にカージナルスがポール・ゴールドシュミットの17号ソロで先制。カブスは2回裏にダンズビー・スワンソンのタイムリーで追いつくと、6回裏一死から鈴木誠也が16号ソロを放ち、勝ち越しに成功した。ところが、直後の7回表に今永がメイソン・ウィンに8号逆転2ランを被弾。今永は二死後、ゴールドシュミットに二塁打を許したところで降板し、2番手のホルヘ・ロペスがノーラン・アレナドにタイムリーを浴びて2対4とリードを広げられた。しかし、カブスは9回裏にコディ・ベリンジャーの11号ソロで1点差に詰め寄ると、二死2塁からスワンソンが同点タイムリー二塁打。さらにマイク・トークマンがレフトへのタイムリー二塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちとなった。 今永は7回表二死まで91球を投げ、被安打10(うち被本塁打2)、奪三振7、与四球0、失点4という内容。チームが逆転サヨナラ勝ちを収めたため、今季3敗目は回避した(防御率3.09)。鈴木は「3番・右翼」でスタメン出場し、一時勝ち越しとなる16号ソロを放つなど、4打数2安打1打点の活躍。3試合連続のマルチ安打で今季の打撃成績は打率.273、OPS.836となっている。また、カージナルスのラーズ・ヌートバーは「7番・右翼」でスタメン出場。第1打席で今永からヒットを放ち、4打数1安打だった。