【MLB】エンゼルス・トラウトが今季絶望に 5月に手術した左ひざ半月板をまたも損傷 今季の出場は29試合
マイク・トラウト(エンゼルス)が今季の残り試合を欠場することが確定した。日本時間8月2日、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMはトラウトがMRI検査を受けた結果、今年5月に手術を受けた左ひざ半月板を再び損傷していることが判明したと発表。トラウトは4月下旬に故障者リスト入りし、7月下旬にマイナーでのリハビリ出場をスタートしたが、左ひざの違和感を訴えてわずか1試合、2イニングだけで交代していた。当初は異常なしの診断だったが、改めてMRI検査を受けたところ、左ひざ半月板の損傷が見つかったという。 現在32歳のトラウトは今季29試合に出場して打率.220、10本塁打、14打点、6盗塁、OPS.866を記録。出場試合数はメジャー14年間で最も少ない。エンゼルスとの契約は2030年まで残っているが、直近4シーズンで100試合以上に出場できたのは1度だけ(2022年に119試合)であり、4年連続で規定打席に届かないなど、稼働率が大きく低下している。 マイナーのリハビリ出場を早々に退いたあと、最初のMRI検査では異常なしと診断されていたトラウト。どのタイミングで左ひざ半月板を損傷したのかは現時点では不明だという。トラウトは自身のSNSを更新し、「手術後のリハビリには予想していたよりも長い時間を要した。数ヶ月に及ぶハードワークのあと、MRI検査で半月板の損傷が判明し、再び手術が必要になってしまった。今季中に復帰するという私の望みは打ち砕かれた」と記した。 トラウトはさらに「プレーし、競争することは私の人生の大きな部分を占めている。今回のケガは私自身とファンのみんなにとって本当に辛いことだ。多くの人々を落胆させてしまったことは理解している。でも、私を信じてほしい。より強くなって復帰できるように全力を尽くすつもりだ」とファンへのメッセージを記した。そして「後半戦はダグアウトからチームとチームメイトの手助けを続ける予定だ」とチームに帯同していく予定であることを明かした。