侍ジャパン牧秀悟の勝ち越し満塁弾で4時間の激戦制す 決勝進出へ大きく前進【プレミア12】
◆プレミア12 2次リーグ 日本9―6ベネズエラ(22日、東京ドーム) 連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」が約4時間の熱戦を逆転で制した。これで1次リーグから7戦全勝となり、決勝進出へ大きく前進した。23日の台湾戦に勝利すれば無条件で進出が決定する。 ■侍主砲がモデル妻と〝新婚2ショット〟【写真】 日本の先発は16日の台湾戦(台北ドーム)から中5日で才木浩人(阪神)。野手は21日のアメリカ戦と同じオーダーで臨んだ。 才木は初回は3三振の立ち上がりを見せるも、2回先頭に四球を許すと、1死一塁からバックスクリーンへ運ばれ2点を許す。その後は立ち直り、5回2失点でまとめ上げた。 打線は2点を追う初回に小園海斗(広島)、辰己涼介(楽天)、森下翔太(阪神)の3連打で同点に追いつくと、源田の二ゴロの間に勝ち越しに成功した。 6回からは井上温大(巨人)がマウンドに上がる。1死から左前打を許すと、続く打者に左翼スタンド前列への逆転2ランを浴びる。その後も2死一、二塁のピンチから1点を失い、井上は1回3失点だった。 2点を追う6回の攻撃では、1死から坂倉将吾がソロ本塁打を放って反撃ののろしを上げる。2死となってから四球と安打で満塁とし、栗原陵矢(ソフトバンク)が押し出し四球を選んで同点に。続く牧秀悟(DeNA)が左翼スタンドへ満塁弾を放って相手を突き放した。 7回からは鈴木昭汰(ロッテ)、藤平尚真(楽天)らの継投リレーで試合を締めた。 B組2位の台湾が8―2でA組2位の米国に快勝。日本は23日に台湾と対戦する。2次リーグの上位2チームが24日の決勝に進出。3位と4位が同日の3位決定戦に回る。 ◆井端ジャパン・国際試合成績 ▼カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 23年11月16日 4〇0 台湾 17日 2〇1 韓国 18日 10〇0 オーストラリア 19日 4〇3 韓国 ▼カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 24年3月 6日 5〇0 欧州代表 7日 2〇0 欧州代表 ▼ラグザス 侍ジャパンシリーズ 11月 9日 7〇1 チェコ 10日 9〇0 チェコ ▼WBSCプレミア12 11月13日 9〇3 オーストラリア 15日 6〇3 韓国 16日 3〇1 台湾 17日 7〇6 キューバ 18日 11〇3 ドミニカ共和国 21日 9○1 米国 22日 9◯6 ベネズエラ
西日本新聞社