【MLB】ア・リーグ頂上対決はガーディアンズが先勝 ラミレス90打点到達 オリオールズはヤンキースとタイに
【オリオールズ3-10ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド
日本時間8月2日、ア・リーグ最高勝率のガーディアンズは本拠地プログレッシブ・フィールドで同2位のオリオールズとの「ア・リーグ頂上対決」4連戦がスタート。その初戦は投打が噛み合ったガーディアンズが10対3で快勝を収めた。ガーディアンズ先発のベン・ライブリーは6回4安打2失点と役割を果たし、自身初の2ケタ勝利となる10勝目(6敗)をマーク。オリオールズ先発のトレバー・ロジャースは移籍後初登板となったが、5回途中6安打5失点で10敗目(2勝)を喫した。 【動画】ガーディアンズのホセ・ラミレスが28号2ランを放つ(MLB.comより) ア・リーグの勝率トップ2が対戦した注目の一戦は、1回表にオリオールズがガナー・ヘンダーソンのタイムリー二塁打で先制したが、その裏にガーディアンズはホセ・ラミレスの犠飛で追いつき、ジョシュ・ネイラーのタイムリーで勝ち越しに成功。3回裏にはデービッド・フライに9号3ランが飛び出し、5対1とリードを広げた。4回表にオリオールズがアンソニー・サンタンデールの32号ソロで1点を返したものの、ガーディアンズは7回裏にラミレスの28号2ランとボー・ネイラーの8号3ランで一挙5点を追加。8回表にオリオールズが再び1点を返すが、ガーディアンズが10対3で4連戦の初戦を制した。 ガーディアンズのラミレスは28号2ランを含む3打数2安打3打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献。今季90打点に到達したのはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に次いでメジャー全体で2人目である。今季はここまで28本塁打、90打点をマークしており、シーズン42本塁打、135打点ペース。ラミレスのキャリアハイは39本塁打(2018年)、126打点(2022年)だが、両部門でキャリアハイを更新する可能性がある。また、今季すでに20盗塁を記録しており、キャリア2度目の「30-30」や初の「40-30」の達成も期待できそうだ。 なお、敗れたオリオールズは65勝45敗となり、ヤンキースと同率に。ア・リーグ東地区の優勝争いの行方も注目だ。