小池都知事が記者会見12月11日(全文1)コロナの影響でシャンシャンの返還延期
リーリーとシンシンは返還を5年延長
今申し上げましたリーリーとシンシン、こちらのほうも実は来年の2月に協定期間が満了することとなっていて、これまでも、こちらのほうも当局のほうと協議をしてきたわけでありますが、こちらについては、リーリーとシンシンについては、令和8年2月20日、要は5年間期間を延長するという協定書が、そちらのほうに日中間で調印をしたということであります。中国の当局と東京都の間での調印ということであります。これでリーリーとシンシンは引き続き上野動物園で飼育を継続するということになりました。こちらのほうも上野動物園、シャンシャンもいます。リーリーもシンシンもいます。お越しの際は来園予約が必要です。予約して、感染防止対策を取って、ぜひお会いいただきたいと思います。これからも中国と協力してこのジャイアントパンダの保護の促進、それから自然環境の保全、野生動物の保護への理解を図ってまいります。 ということで今日は3点、コロナと、それから命を守る、そしてパンダということで、皆さま方にお伝えをしたところであります。どうぞ。
政府の新型コロナ分科会提言案の受け止めを
毎日新聞:ありがとうございました。それでは質問に移ります。12月幹事の毎日新聞の古関と申します。幹事社から2つ質問をさせていただきます。1点目が本日開催されました政府の新型コロナ分科会の提言案について伺います。提言案ではGo Toキャンペーンについて、ステージ3相当の地域ではGo To トラベル、Eatの一時停止、営業時間短縮の要請の継続などを求めることが提言案に盛り込まれました。この提言案が出されたことに対する受け止めと、都として今後どう対応されるか、現時点のお考えをお聞かせください。 小池:今日、政府のほうでは分科会が開かれて、今お話のあったような整理をされたと聞いております。そしてまた、このあと尾身会長をはじめとする方々の記者会見なども、何時? 毎日新聞:今行われているようです。2時からです。 小池:そうですか。今日の分科会につきましては、その中身は先ほど、主な部分だけですけれども、承知をしたところでございます。今後の感染状況を踏まえた対応についての提言ということでございます。都としまして、都内の感染状況などを踏まえながら営業時間の短縮の要請、不要不急の外出を控えていただくなど、都民の皆さんの命を守るために感染対策、短期集中ということで進めてきたわけであります。 Go To トラベルについては国と連携しまして重症化リスクの高い高齢者の方、そして基礎疾患をお持ちの方に12月17日までの間、利用の自粛を呼び掛けているところでございます。これは、Go To トラベルについて高齢者、そして基礎疾患をお持ちの方ということを申し上げていますけど、そもそも全世代に対しての不要不急の外出を控えてくださいということを申し上げておりますので、これについてはGo To トラベルを使う、使わないは別にしましても、この件についてはぜひとも皆さんにあらためてご理解いただきたい、不要不急の外出を控えてくださいということであります。 また、政府のほうでどのような整理をなさるのか、分科会の提言を受けて政府がどのような対応をされるのか、注視していきたいと考えております。 【書き起こし】小池都知事が記者会見12月11日 全文2に続く