小池都知事が記者会見12月11日(全文1)コロナの影響でシャンシャンの返還延期
1都3県で共同メッセージ「ひきしめよう」
こちらのポスターで今ご覧いただいているわけでありますけれども、東京都の防災ホームページからダウンロードできる仕組みになっております。A4版、ちょっと硬めの紙などにしていただいて、読み札と取り札と、2種類同時に作ってあります。それを切っていただいて、ご家族でこの東京かるた、コロナかるたというんでしょうか、こちらのほう、ぜひ皆さんで感染防止対策を考えながら、学びながら、楽しみながら、確認をしていただきたいと存じます。 それから先般、首都圏の知事で東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県ですけども、1都3県で共同のメッセージを発信いたしました。キーワードはこちらです。「ひきしめよう」。これは1都3県の知事で共同して発出をしているメッセージであります。「ひきしめよう」です。ここでもう一度気を引き締めて、みんなで連携して感染防止対策に取り組んでいただきたいという1都3県のそれぞれの意思をまとめたものでございますので、ぜひこの点につきましてもご確認、そして実行をよろしくお願いを申し上げます。そして「防ごう重症化 守ろう高齢者」、この意識、引き続きお持ちください。そして「新しい日常・正しく予防」、この点、引き続きのお願いでございます。 それから感染拡大をなんとしても食い止めるために、都民、事業者の皆さまのご協力が必要でございます。繁忙期、年末の忘年会シーズン、大変な稼ぎ時でございますけれども、ご負担をお掛けしております。短期集中での取り組みにご協力をよろしくお願いを申し上げます。そしてこちらですね。感染対策短期集中ということでございます。12月17日まで短期集中、ぜひとも引き続きのご協力をよろしくお願いを申し上げます。
「こころといのちのほっとライン」で相談受け付け
皆さんが主体であります。いろいろと情報が見られ、またいろんなためになる情報、さまざまございます。そういう中で皆さん、もうそしゃくされていることかと思いますけれども、しかしながらそれを実行することを引き続いてやっていただかないと、結局これがだらだらと延びてしまうということになります。その点、あらためてよろしくお願いを申し上げます。 そしてもう1つ重要なことでありますけれども、命と雇用を守る、その取り組みについてのお知らせであります。1年近くに及ぶコロナ禍でございますが、都民お1人お1人の生活にも大きな影響を及ぼしていますね。残念ながら今年の6月以降ですけれども、都内で自ら命を絶たれた方の数というのは昨年を大きく上回っております。とりわけ女性、そして若者の自殺者が急増しているわけであります。都民の皆さんの命を守り抜くことが私自身の強い思いでありまして、またコロナ禍の影響でさまざまな境遇にある皆さま方に寄り添いながら、1人1人のかけがえのない命を守っていきたい。 今、多くの方が失業などによる経済的な不安、それから健康への不安、そして独りぼっちでの不安、さまざまな悩みを抱えておられる方が多いと思います。中にはもう消えてしまいたいと思うほどつらい悩みを抱えた方もいらっしゃると思います。そういうときはお1人で抱え込まずに、ぜひご相談をしてください。ここは相談をするという、その勇気を一歩、1つ前に出る、その勇気を持っていただければと思います。 皆さんの気持ちを聞かせていただく、不安に思う気持ちを受け止める、そのことをしっかり行っていきたいと思っています。相談の窓口でありますけれども、「こころといのちのほっとライン」。こちらが都の相談ダイヤルになっています。「こころといのちのほっとライン」、こちらでは「はなしてなやみ」の番号になっています。「はなしてなやみ」。最後、「なやみ」の番号。で、午後2時から午前5時半まで、専門の相談員が毎日ご相談をお待ちしておりますので、迷わずお電話ください。そしてまたお電話につきましては、ちょっと相談しづらいなという方には専用のLINEアカウントもご用意しております。こちらも毎日午後3時から午後9時半までの受け付けを行っております。LINEですからそのあともいろんなフォローができるかと思います。どんな小さな悩みでもいいです。まず、ご相談いただく、SDGsのように誰一人取り残さないという、あなたは取り残されていないんだということをぜひLINE、そしてまたお電話で確認してください。ぜひよろしくお願いいたします。