大阪府・吉村知事が定例会見5月18日(全文2)変異株の置き換わりで大きな波ができなかった
大阪府の吉村洋文知事は18日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が会見 飲食店の人数制限、認証店で解除へ(2022年5月18日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が会見 飲食店の人数制限、認証店で解除へ(2022年5月18日) ◇ ◇
非常事態を想定した訓練をしておく
吉村:ネットワークっていうのはそういった非コロナ病院の上、上というか、指導する立場でのコロナ病院があって、加算1がある病院ですかね。専門的な病院があって、応援するっていうネットワークを今、医療圏ごとに、保健所ごとにつくってますから、それで非コロナ病院が今、合計これまでのさまざまな努力で80%、90%近い、86%の非コロナ病院が初期治療の登録まではしてくれました。でも、登録だけで終わっちゃうと実際にクラスターが発生して本当に対応できるかは分かりません。 だから、登録した上でじゃあこの治療薬をどう使っていくんだろうかと。あるいはクラスターが発生したらどうグリーンとイエローにできる限りで分けていくようにしようかと。何さんはどの役目を果たすようにするのか。でも何さんが病気とか、何さんがコロナ、何々さんもコロナで、何さんも濃厚接触者になって家から出れないとなったとき、じゃあ残されたメンバーでどう対応するかとか、そういう非常事態を想定した訓練をしておく。これはとりわけ大阪府医療部も中心になって、またそのネットワークの中で、より詳細なものをこの300の病院ではぜひ実施をしてもらいたいと思っています。
高齢者施設特有のクラスター対策を訓練してもらいたい
それからもう1つ、高齢者施設は合計3600施設あります。もともと医療機関でもないという前提です。なので、まずは連携医療機関がコロナ治療するっていうところであれば、そこにまず連絡をするとか、そういったところがない病院1000施設、本部会議でもありましたけど、じゃあそこはもう連携医療機関ではなくて府のコールセンターがありますから、そこに連絡をするとか、そして1人でも発生したらすぐこれは行って、府のグリーンとレッドはこういうふうに分けていくとか、ポータブルトイレをここに準備してこうするとか、そういった高齢者施設特有のそういったクラスター対策訓練、これをやってもらいたいと思っています。 これは1つ1つ、何か府が全部その場に行ってというのは難しいかもしれないですし、数が多いからネットワークが、病院ネットワークみたいなのがあるわけでもないので、そこは分かりやすいチェックリストみたいなものを作って、しおりみたいなものを作って、そして高齢者施設で実際に相談を受けながらやってもらうとか、やり方はさまざまだと、やっぱり非コロナ病院と施設、あくまで病院と高齢者施設で少し変わってくると思いますけれども、趣旨は同じです。そういったことをしっかり府としても、訓練をしているかどうかも把握をすると。 そして、やり方については、詳細なやり方、僕のイメージで持っているのは今そういうイメージですけども、詳細についてはもう担当部でしっかり検討してもらって、担当部に任せたいというふうに思っています。きちんとやっているかどうかの確認は要ると思います。 時事通信:分かりました。もう1点なんですが、先ほど質問に出た「大阪いらっしゃいキャンペーン」なんですけど、観光庁のいわゆる府民割・県民割っていうのは期限5月末までだったと思うんですけど、6月上旬から再開する場合は財源は、これ府の独自の財源でやるということでしょうか。 吉村:いえ、おそらく6月延長になると思いますので、6月延長になるという前提で進めていきます。もし延長にならなければやらないです。延長になると思っています。 A:すいません、今、知事からご発言いただきました延長の件なんですけれども、まだ今のところは国のほうで調整中というふうに聞いておりますので、延長した場合にはって形で今、うちの担当課のほうでは検討しているところです。まだ決定はしておりません、延長につきましては。