大阪府・吉村知事が定例会見5月18日(全文1)ワクチン廃棄分は公表すべき、批判受ける方が健全
大阪府の吉村洋文知事は18日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が会見 飲食店の人数制限、認証店で解除へ(2022年5月18日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が会見 飲食店の人数制限、認証店で解除へ(2022年5月18日) ◇ ◇
「大阪モデル」の信号が黄色から緑に
司会:ただ今から知事記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。初めに知事よりご説明がございます。知事、よろしくお願いいたします。 吉村:先ほど本部会議も行いました。現在の大阪における感染状況、ワクチンの接種状況、また専門家の皆さんの意見も踏まえまして、現在、飲食店の皆さんにお願いしている、ゴールドステッカーの認証というのを皆さんにお願いしている、同一テーブル4人以内、また2時間程度以内という要請については解除をいたします。この間、協力いただいた飲食店の皆さん、また府民の皆さんに感謝を申し上げます。 また、併せて「大阪モデル」につきましても緑の信号の基準を満たしていると。そして専門家の意見も踏まえまして、5月22日、現在黄色の信号がともっていますが、22日をもって、翌日から緑の信号をともします。 やはりこの感染が、当然ウイルスが存在するということを前提としています。今後、府民の皆さんの基本的な感染対策の徹底は引き続きお願いします。「大阪モデル」の信号が黄色から緑になりますけれども、緑の信号を維持できるように、ぜひ皆さんのご協力をお願いします。 また、併せてこのコロナとの共存、ウイルスとの共存も模索していくべき時期に入っています。そういった観点からも、社会をできるだけ元に戻していく。ただ、基本的な感染対策は取っていくということの両立を図っていきたいと思いますので、よろしくお願いを、ご協力をよろしくお願いいたします。
オール医療で対応する体制を強化
感染状況等につきましては、先ほど本部会議で発表いたしましたので割愛をさせていただきます。また、併せて医療提供体制については、これからも引き続き強化をしていきます。とりわけオール医療で、このコロナに対応する必要があると思っています。できるだけ身近なところで、早い段階で初期治療を受けれるようにするということが重要です。診療所、クリニック等、ご協力いただいていますが、地域医療にできるだけ、このコロナ対応を溶け込ませていくということが重要だと思っています。行き先がないということにならないように、できるだけオール医療で対応するという体制を強化してまいります。 また重症化、そしてお亡くなりになられる方、どうしても高齢者の方が非常に多くなっています。その中でも施設におられる方等が多い状況です。高齢者施設への対策の強化、そしてコロナを受け入れていない病院でのクラスターでも大きな被害が生じていますので、そういった非コロナ病院での対策の強化、また、1人暮らし等をされている高齢者の方への支援、さらにはリスクが高い妊婦さんであったり基礎疾患をお持ちの方への対策の強化、そういったところを、医療体制の強化というのをオール医療で実現できるように、今後もその努力を続けていきたいと思いますが、もう一方で社会を元に戻していく努力ということも続けていきたいというふうに思っています。黄色信号から緑の信号になるのは、まさに出発点だと思っています。この緑信号が維持できるように、ぜひご協力をお願いいたします。 今日の発表項目、コロナとは変わりますが、脱炭素についてです。脱炭素化を進めていくための中小企業の皆さんへの補助金について、1点ご報告をさせていただきます。中小企業の皆さんを対象としまして、脱炭素化の入り口となる省CO2、CO2を削減していく、その診断ですね、省CO2診断の実施。そして省エネ・再エネ設備等を導入すること、導入される、導入する、そういった中小企業を支援することで、中小企業における自主的な脱炭素化を進めていきたいと思っています。 まず府の目標ですけども、2050年にカーボンニュートラルを実現するということをまず大きな目標と掲げています。そして2030年度には温室効果ガスの排出量を2013年度比40%に削減するという目標です。その目標の中で、2019年、今、どういう現状かというと、2019年度の温室効果ガスの排出量が2013年度比、今、24%です。これを高めていく必要があります。