大阪府・吉村知事が定例会見2月10日(全文1)医療従事者は30万人が接種対象
3月上旬のワクチン到着を前提に準備
当然どうしても、LINEも使えないというクリニックの先生、場合によってはいらっしゃるかと思いますから、その場合にはもう当然電話予約での対応は検討中で、できるようにしたいと思いますが、基本的にはLINEを通じて予約できるシステムというのを広げていきたいというふうに思っています。電話でも予約できるようにはします。ただ、電話予約した場合には、ちょっともう把握ができないという形になります。 これをすることによって、接種病院の予約管理の負担は大幅に軽減がされます。また、医療従事者の業務についても影響を軽減することができると。自分の都合のいいときに、いい場所で受けやすくなるというふうに考えています。次、お願いします。 以上が、医療従事者に向けたワクチンの接種モデルについてです。3月上旬にワクチンが来るということを前提に、もうすでに準備を始めています。このシステムでできるだけ早く、まずは医療従事者の皆さんにこのワクチンが行き渡るようにしていきたいと思います。 2点目です。高齢者施設の従業者の皆さんへの検査の集中計画についてです。これについては、3月31日まで、これを集中期間としまして、高齢者施設の職員に、症状がない、無症状者の集中検査をしていきたいと思います。それぞれ政令市、中核市についても実施に向け今、調整している段階です。大阪市と寝屋川市はもう実施中ということです。大阪府は大阪府管内の保健所についての無症状検査を実施していきます。入所施設の従業者、常勤、非常勤を問わずやります。高齢者の入所施設の職員が対象です。特養、老健、介護院、有料老人ホーム、サ高住、入所施設は対象です。障害者の入所施設、救護施設も対象にしていきたいと思います。合計で約4万人になりますけども、この入所施設の職員の皆さんを対象にして実施をします。
同意が得られた施設に検査を実施
期間は3月31日まで、2月下旬から開始をしたいと思っていますので、2週間に1回の頻度で検査したいと思います。おそらく2回ぐらいの検査になるのかなと思っています。唾液によるPCR検査を実施します。ウェブの予約フォームを作って、施設ごとにやっていきます。検査費用については負担なし、行政の検査としてやっていきます。ちなみにこれは無症状者に対する一斉検査ですので、症状がある人はもうスマホ検査センターもやっていますから、いつでも保健所に相談することなく、高齢者施設の職員は検査できますので、なんらかの症状がある方はスマホ検査センターで直ちに検査をお願いしたいと思います。ただ、無症状の方も検査をします。次、お願いします 仕組みですけども、集中的に多数の施設に対しての行政検査をするので、ウェブ上の予約フォームを使って、同意が得られた施設に対して実施をします。原則2週間ごとに定期検査をします。まずウェブフォームで予約申し込みをしてもらいまして、その施設ごとにやってもらうと。そして検体採取の容器をこちらから配送していきます。そして検体採取していただきまして、それは府内3カ所を予定しておりますけども、指定の回収場所に施設のほうから検体を持ってきていただきいと思います。そして検査結果については保健所からお知らせをするという形になります。 2週間に1回の定期検査を3月31日まで実施します。もちろんその中に陽性者が出た場合には、これはもうもともとのルールですけれども、その施設で陽性者が出たら、その施設内の全員検査しますから、一斉に。入所者含めて。幅広検査をやっていきます。 それからこれは新しく高齢者施設に入所する人を検査しますという中身です。新規入所者について入所時における検査をします。ルール上、医師が必要と認める場合とありますので、ここの医師が必要と認める場合と記載していますが、症状の有無にかかわらず検査をしていきます。検査負担なしでやります。 やり方ですけれども、まず高齢者施設とか障害者施設についてはそれぞれ連携医というお医者さんがいているんです。いてることが前提になっているんです。だから本来、高齢者施設にお医者さんがいるんです。で、そのお医者さんでまず検査可能な場合は、そのままその連携医療機関で検査をしてもらいます。そのお医者さんが検査は自分のところでできへんよということについては、われわれのほうで窓口をつくります。特別な相談窓口をつくりますんで、この相談窓口に連絡をしていただけたら検査可能な医療機関を案内します。そこで検査を実施するということになります。