大阪府・吉村知事が定例会見2月10日(全文1)医療従事者は30万人が接種対象
LINEの予約システムを準備
方法ですけれども、ワクチン配送センターというのを設置します。ワクチン配送センターで一元管理します。そこではワクチンの保管と、受注と、小分けと、配送までを府内1カ所に集約させます。そしてLINEの予約システムを使って日時、場所を簡単に検索して、予約することができると。そこには接種日の前日のリマインドのお知らせが来たり、あるいは接種記録の機能を備えたシステム、これを備えたLINEの予約システムを準備します。 LINEの予約システムって、ほかの自治体でもいろいろ試行錯誤の報道はされていますけれども、いろんな開発会社がやっていますけれども、その中でわれわれとしたら、最も適切なもの、これは接種記録も含めて、リマインドも含めて、病院において最も適切なものを選んだというふうに考えています。次お願いします。 どういう仕組みかというと、1つの絵に、ポンチ絵にするとこういうことです。ワクチン配送センター、これは府内に1カ所つくります。ここに32冷凍庫、全てここに置きます。そしてこのワクチンは、ちょっと扱いが難しいんですけど、3時間以内に配送先に届けなければならなくて、1回届けたらそこから再配送は駄目だというルールがあります。ものすごくややこしいです。解凍してから5日間以内に使わなきゃいけないっていうルールだけじゃなくて、移動については3時間以内で終わらせなきゃいけない、そしてそこからさらなる再配送は駄目だというルール、そういうワクチンのようです。 そして、ですのでまずファイザー製のワクチン、これはファイザーから送られてきますけど、ファイザー社が送ってきます。そして注射器なんかも、これは国から送ってくるということで、これについて注射器なんかも含めて全てワンセットをこの配送センターに集約させます。そして、そこで保管します。
400カ所以上の病院に小分けして配送
で、それぞれの病院から接種の依頼が来ます。そこでオーダーの取りまとめもします。ここで受注です。そこで小分けも、ここでやります。ワクチンと添付文書であったり、注射針、シリンジ等の小分けをここでやります。そして、ここから配送もやります。配送で、それぞれの、さっきあった400カ所以上の病院に、冷蔵状態で小分けしたものを配送していきます。そしてこの病院で打つという形になります。次、お願いします。 じゃあ病院に行ったあとどうなるかということですけれども、自院で接種する場合はそのまま接種になります。14万人の方、医療従事者、これは他院接種になります。他院の方が病院に行って接種することになりますが、3月上旬から、これはワクチンが届くことを前提に始めていきます。14万人について、どう円滑にワクチン接種をするかということが課題になります。 まずアプリですけれども、LINEを使った予約システムを構築いたしました。まずこれは大阪府で管理します。そして管理者権限、これはそれぞれの接種病院に当然付与をしていきます。そして医療従事者に対しては予約コード、番号を割り振っています。これはリストはわれわれでも作っていますから、それぞれの医療従事者にこの予約コードを割り付ける。これはクーポン券を発送するというふうに思ってもらってもいいと思います。クーポン券を発送します。 そして、この医療従事者と病院の役割ですけど、その次に病院としたら、うちの病院ではこんだけの人を接種可能ですよと、この日時、こんだけの人がオッケーですよっていうことを入力します。これはその病院で予約システムを大阪府が構築しましたから、そこに入力をします。 そうすると、A病院では10人、何時からオッケーっていうのが出てくるわけですけど、それをここで共有しますから、医療従事者と共有します。医療従事者はLINEを通じて自分の近くの病院、日時というのをチェックして、検索機能が当然あって、それでもって予約までここでやります。ここで予約が確定です。 予約が確定すると、予約内容の確認は当然のことながら接種日前日のリマインドを医療従者に送ります。この医療従事者は、その予約に応じてこの病院で接種を受けてもらいます。当然この予約の内容というのは、この病院でも人数を把握しますから、そこで何人が来るというのが分かるということになります。接種をしたら、この接種完了の確認というのが来ますので、接種完了の確認ボタンを押してもらって、この人が接種したということが分かるということになります。