高齢者施設の集中的検査を実施する理由について「高齢者施設のクラスターをなんとか1つでも抑えていきたい」と吉村知事

　大阪府の吉村洋文知事は10日午後、定例会見を行った。 ※【＊＊＊＊　00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「ワクチン接種、大阪モデルを策定した」大阪府・吉村知事（2021年2月10日）」に対応しております。 【動画】「ワクチン接種、大阪モデルを策定した」大阪府・吉村知事（2021年2月10日） 　　　　　◇　　　　　◇

コロナはもう不確定要素だらけ

吉村：もちろんそれが、効果がいつまでっていうのが分かっていれば、それは分かった上でいろいろな考え方もできますけれども、今はそれがいつまで持続するかっていう、いろんな所説あるような状況でもありますから、その所説が確定するまで動かないということではなくて、今何もない状態なのであれば、まずは1巡目のワクチンをできるだけ早くやるということが、やっぱり僕は重要だと思っています。次の波もひょっとしたらまだ夏に来るかも分からないし、変異株が一挙に増えるかも分からないし、もう不確定要素だらけだと思うんです、このコロナって。 　そうするとそれに対する武器としてはやっぱりワクチンが非常に強い武器になりますから、まずは何もない状態から比較するとできるだけ早く多くの方に接種をする。ワクチンっていうものはどんどん最初の確保っていうのはちょっと大変かもしれませんけれども、ある意味アストラゼネカ社ができるんじゃないかとか、いろんなほかの、モデルナも含めていろんなところがどんどん製薬会社が一生懸命、今、ワクチン開発をしていっています。ですのでそういった意味ではそのスピードも上がってもらいたいなと。そこも不確定要素ですけど。あとはワクチンの供給がもっと潤沢になってくれば、この2巡目というのもまた、ひょっとしたら期限がそこまでしか持ちませんよとなったらその前にまたできるかもしれない。 　いろんなパターン考えられると思いますが、その要素がない限りやらないというのはむしろリスクのほうが大きいかなというふうに思いますから、そういった意味ではできるだけ早く適切に打っていくということは進めていきたいと思います。 毎日新聞：若者の方々とか1巡目が完了する前に、4月、5月とか春先に打った高齢者、高齢者施設の方々の効果が切れてきた場合には、どちらを優先させるお考えと、今お考えをお持ちですか。 吉村：それは効果が切れてくるという明らかな医学的な見解というのが出たときに適切に判断したいと思います。 毎日新聞：ありがとうございます。 司会：次のご質問お願いします。