小池都知事が記者会見8月7日(全文1)都内に新型コロナ専用病院を確保
島嶼地域における感染拡大防止策
流れについては、乗船する方々に検査に当たっての注意事項をお知らせしまして、唾液を採取して、そして検温してから乗船、船に乗る。そのあと、出航後、検査結果が判明しますと船内に結果が通知をされると。これ、いろいろ考えなくちゃいけません。船に一晩というか、1日乗っていて、着いたときに陽性ですって言われたときにどうするかとか、いろいろあるかと思いますが、陽性反応者がおられた場合には島嶼の保健所の指導で船内での隔離ということになります。また、父島到着後は速やかな対応をするということで、要は村の医療施設が、コロナの対応ということになりますとさまざま準備をしなければなりません。それを防ぐという意味でのご協力をお願いしたい。 1便当たり乗船される方っていうのはだいたい400から500名分になりますけど、今これ、シーズンによってもちろん違いますけれども、検査については400名から500名分の検査手順、所要時間を検証した上で、本格実施につなげるということであります。小笠原村を守るためにも、また、安心な旅ということを守るためにも、これらを行っていくということで。この試行ですけれども、国立国際医療研究センター、それから今ご覧いただいています、実際に船を運航しておられる小笠原海運株式会社、それから新型コロナウイルス検査センター株式会社、そして現場であります小笠原村のご協力で、これらを関係機関との連携で実施することとなりました。 週明けの8月11日から竹芝客船ターミナルでの開始となります。乗船される皆さまや島嶼地域にお住まいの皆さまへの安全・安心を守るためでございますので、ご協力あらためてお願いを申し上げます。
今夏初の熱中症警戒アラートを発表
それから都民の皆さんへのお願いでありますが、今日、東京都などで非常に、梅雨明けのあと大変な暑さになっております。熱中症のリスクが特に高まっておりまして、そういう中でアラート、熱中症警戒アラート、これは環境省と気象庁によって、今日は初のアラートの発表ということで、これから暑さはいよいよ本番となるわけであります。まずこの暑さの影響も考えると不要不急の外出をお控えいただく。そしてマスクを着用する際、小まめに水分を補給していただき、また、前回もお伝えしました熱中症がどこで起こるかというと、意外なことにお部屋、おうちで起こる。よって室内で過ごす場合のエアコン、そして扇風機の適切な活用であるとか、それから、これはコロナに関係しますが、窓を開けての密閉の回避で、時々、外の空気を入れていくということになります。それから感染症を防ぎながらの熱中症対策ということで、十分ご注意をお願いいたします。特にご高齢の方、ご留意をいただきますようお願いを申し上げます。 そして今年の夏は特別な夏ということで、1日でも早く安全・安心な生活を取り戻すために、この夏の過ごし方につきましてあらためてお願いを申し上げます。旅行、帰省、夜間の会食、遠くへの外出、これら、お控えをいただきたいということであります。都民、事業者の皆さまは、もうすでに分かっておられる方は、もう十分分かってると。そしてちゃんと実行しているという方々、もう本当にたくさんいらっしゃいます。そういう中でも、特に最前線で奮闘されている医療従事者の方々ですね。この方々の頑張りもあって、そして、今のように医療体制、なんとか持ちこたえていただいているというところもあります。特別な夏、この夏限りとしたいということから、都民、そして事業者の皆さま、行政、一体となって、このコロナとの闘いに打ち勝つ。そのためにも引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます。コロナ関係でございました。 そして次がスマート東京に関して、データの利活用についてプロジェクトの選定を行いましたので、そのお知らせであります。都は東京版の、いわゆるSociety 5.0、スマート東京を実現しようということで、昨年度から有識者などによるあり方検討会で議論を重ねてまいりました。今年度内に行政、そして民間のデータが幅広く利活用されるようなデータの流通基盤であります、官民連携のデータプラットフォーム、この立ち上げを予定いたしているところであります。この事業はこれに先立って都市をより良くするテクノロジー、これによって社会的な課題の解決に貢献する実証プロジェクトを行っていこうというものであります。