小池都知事が記者会見8月7日(全文1)都内に新型コロナ専用病院を確保
営業短縮の協力金は9月1日受付開始
申請のスケジュールにつきましては今月の26日、受付要領を公表いたしまして、要請期間が終わったあと、来月9月1日からは申請の受け付けが開始となります。ウェブを通じての申請、そして郵送、都税事務所への持参などでも受け付けをいたします。これまでも協力金については第1回、第2回と、これまでもご協力をいただいた方々、事業所に対して支給させていただきましたが、基本的にはその要領でお願いをしたい。また、この協力金は感染防止徹底宣言ステッカー、今日、私これ着ていますけれども、こちらをお店のところに掲示していただくということになりますので、写真も添えて申請をしていただくこととなります。 それから今朝の時点でのステッカーの掲示枚数ですけれども、約16万7000枚に達しておりますが、これからも対面で営業されている、飲食店だけではありません、お店を営んでおられる方々には、ぜひとも引き続きこのステッカーの掲示にご協力をいただきますようにお願いを申し上げます。 前も申し上げたように行動経済学という学問が、経済学の一種がありますけれども、そこでは参照点という言葉があります。それ、値段を幾らにするかによって購買意欲が、消費意欲が変わってくるなどなどでノーベル賞学者の研究対象にもなっているところでありまして、それで言うところのこの虹色ステッカーというのは、それによって感染の拡大をみんなで防止しましょう、事業者も利用者もそれによって、これを見ることによって感染の拡大を、これ防いでいこうという、お店側、利用者側、両方へ訴えるものでございます。ぜひとも安心なお店として選んでもらうため、事業者の皆さま方にご協力を、そしてまた、安心なお店だということでお店のほうを選んでいただく。ぜひとも、いっそうの普及啓発活動を続けてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。
新型コロナ対応で非常勤職員を緊急募集
そこで新型コロナウイルス感染症への取り組みに対するための非常勤の職員を緊急に募集をしたいと思います。対象になる方は、新型コロナウイルスの感染症の影響で、例えば離職された方、内定を取り消された方、厳しい雇用環境・雇用情勢が続いているという中において、都庁で緊急雇用対策の一環として、このように任用していこうということであります。任用の予定者は30名程度を考えております。ぜひともご応募いただきたいと思います。総務局という局があります。東京都のホームページから総務局に入っていただいて、詳しい内容について情報を得た上で、ぜひそういった方々で東京都の仕事をやってやろうという方、ご応募いただければと存じます。 それから次に島嶼地域におけます感染の拡大防止についての取り組みをお知らせいたしてまいります。伊豆諸島の航路、航空路でありますが、まず感染リスクをお知らせするというサービス。これは都の見守りサービスと同じで、船、航空機にお乗りになる方の中で感染が確認された場合には、事前にQRコードで読み取って登録していただいたメールアドレスにその旨が通知されるということであります。竹芝客船ターミナル、そして調布の飛行場で8月12日から開始いたしますので、そして伊豆諸島への、順次、都営空港、それから船客待合室にもこれ拡大してまいりますので、そういった形でQRコードにご自分のメールアドレスを前もって入れていただきたい。 それからPCRの検査についても行ってまいります。試行的になりますけれども、乗船前に、船にお乗りになる前に検温は今も実施をしています。それに加えまして、無症状の感染者の方が乗船された場合には、船はもとより、先方、小笠原村での感染の拡大の恐れがありますので、水際対策として簡単な唾液のPCR検査で、これを試行、共同研究という形で、乗船者に対しましては無料で実施をいたしますので、小笠原にいらっしゃる方は、この形をもってまず検査を受けていただきたい。