「危険走行ヤバッ!」免許なしでも電動キックボード『LUUP』を安全に乗れた理由
世の中は忘年会シーズン真っ只中。あっちに行ったりこっちに行ったりと、一次会や二次会などで都心を駆け回るビジネスマンをよく見かける。でも、忘年会の会場が駅や会社から離れた場所にあるときは、移動が面倒…。ちょっとの距離を歩いて移動するには時間がかかるし、わざわざタクシーを捕まえるのはもったいない。 →【画像】[2024年12月版]400ccバイクおすすめ20選 そんなときに思いつく選択肢が、今話題のLUUP。飲んだ後の帰路に使うと飲酒運転になるのでNGだが、日常で使うのはとても便利。生まれてこの方、バイクにしろ、クルマにしろ、運転免許を取得したことのない私自身も、頻繁にLUUPを利用させてもらっている。そこでこの記事では、LUUPの安全な乗り方についてぜひ伝えたい。危険な乗り方で、まわりに迷惑をかけちゃあダメだぞ!
じつはLUUP=電動キックボードではない
そもそものLUUPについて振り返っておこう。これは、株式会社LUUPが運営するモビリティシェアリングサービスだ。『LUUP=電動キックボード』のようなイメージも広がっているけれども、電動アシスト自転車も導入している。 じつは、LUUP自体はサービス名であって、電動キックボードそのものを指しているわけではないのだ。ただし、この記事の主題はあくまで電動キックボード。こちらを示すものとしてLUUPを扱っていく。
LUUPはこんなときに便利!
私自身、都心を移動する際にLUUPを利用するケースが多くある。たとえば、原宿の竹下通りあたりから渋谷までの道を想像してみてほしい。原宿駅に戻るのは少し面倒でもあるし、渋谷まで歩けない距離ではない。むしろ駅まで戻って電車を待ち、渋谷に行く方が少し面倒に感じないだろうか。とはいえ、歩くには少々時間がかかってしまう…。 そのほかにも、新宿駅から新宿御苑、観光スポットなら横浜の中華街から赤レンガ倉庫等など。こうした物凄く微妙~な距離(いわゆるラストワンマイル)の移動に、LUUPは適しているのだ!
LUUPは免許なしでも乗れてしまう!
とはいえ、ニュースを見れば「LUUPは危険、邪魔だ」といった意見ばかりが目に付く。使っている身からしても、LUUPの使用方法に若干の問題があるように感じている。 なにせ、LUUPは16歳以上であれば誰でも乗車可能。アプリに登録して年齢確認証を提出すれば、運転免許証がなくても乗れてしまう。つまり、交通ルールの理解が乏しい人であっても乗れてしまうのだ。そうなると、歩道を我が物顔で走ったり、二車線道路をクルマと一緒に右折していくなんていう事態だって、起こっても当然なのかもしれない。