小池都知事が記者会見8月21日(全文2完)旅行自粛はこの夏限りにしたい
尾身会長の講演をどう受け止める
フジテレビ:フジテレビです。きのう開かれた日本感染症学会で、尾身会長が講演を行いまして、現在の流行について今後の推移に注意が必要だけれど、全国的にはだいたいピークに達したとみられるという見解を示しました。ただ、東京都としてはまだきのうのモニタリングに会議も受けて、医療機関に負荷が掛かっている状況など厳しい状況であることは知事から冒頭ご説明ありましたが、この尾身会長の講演について、どのように受け止められますでしょうか。 小池:国として全体を見ておられる分科会の長としてご発言があったものと承知をいたしております。都としては、今日、きのうも339名の感染者が出て、そしてまた重症者も増えてきているという状況においては、まだピークであるかどうか、その判断をするには今しばらく対策を講じつつ、見ていく必要があるというふうに思っております。あらためて気を引き締めながら対策を講じていきたいと思いますし、また都民の皆さま方には、先ほど具体的に3つほどお伝えをさせていただきました、家庭内感染ということも増えております。そういったことを考えますと、お1人お1人の生活の在り方ということにもご注意をいただいて、ご協力をいただきたい。そして早くピークアウトの時期が来るように、また引き続きのご協力をお願いしていきたい、このように考えております。 また感染症学会、全部フォローしているわけではありませんけれども、皆さま方が報道される中において、ワクチンの有効性であったり、いろいろやはり専門の先生が集まってご議論されている、研究を発表されているということから、ある意味このワクチンに対してどういう見方をすればいいのか、一刻も早く有効な、また安全なワクチンができること、これはどこの国においても、どの地域においても望まれていることかというふうに思いますし、そのような、あれ、いつまでやってるんですか、学会は。今日までなんですかね。金曜日だから今日までなのかな。またいろいろその中から、いろいろと有効な対策に生かせるようなヒントも頂戴していければいいなというふうに思っております。