小池都知事が記者会見8月21日(全文1)感染防止・熱中症予防の2本立て
東京都の小池百合子知事は21日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「虹のステッカー導入以降も、感染防止策の点検を」(2020年8月21日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「虹のステッカー導入以降も、感染防止策の点検を」 ◇ ◇
感染拡大特別警報が継続
小池:よろしゅうございますか。それでは本日は4点、お伝えすることがございますので、まずはコロナの関係からお伝えいたします。まず、きのうの新規の陽性者数、339名、そして重症者数が36人でありました。その日の目安となりますのが3日前の検査の実施件数ということでありますが、その数は6120件でありました。新規の陽性者数ですが、依然高止まりの状況ということで、また都内全域重症化リスクの高い高齢者にも感染は広がっているという状況であります。 感染状況については4段階のうちの最高レベルの赤、医療提供体制は上から2番目のオレンジ色ということで、レベル2は変わりございませんが厳しい状況は依然続いているということから、感染拡大特別警報ということが継続をしているところでございます。これからも手を緩めることなく、感染の防止、そして経済社会活動の両立、さまざまな対策を講じていくということが必要でございます。
補正予算編成について庁内に検討を指示
そこで、第3回定例会が9月に入りますとございますが、新型コロナウイルスの感染症対策として、今年度だけでもう八度目となりますが、補正予算の編成につきまして庁内に検討を指示いたしました。その中の主な事項でありますけれども、経済活動への影響の長期化で、これによってニーズが増しているのが中小企業制度融資でありまして、こちらの拡充、それから医療提供体制の継続と強化に向けた取り組みなどを想定いたしております。これから具体的な内容、そして金額など検討を加速させてまいりまして、来月早々には第3回の定例会の補正予算案として発表させていただきます。 これまでも補正予算を活用してさまざま対策を講じてきたところでありますが、そのうちの1つで、公演などの延期、イベントなどの延期、中止を余儀なくされたアーティストの皆さんなど、もう本当にたくさんいらっしゃるわけですけれども、そちらに対してのプロジェクトで、「アートにエールを!東京プロジェクト」ということを進めてまいりました。大変多くのご応募もいただきました。 これについてお知らせいたしておりますが、すでに行っておりますアーティスト、そしてスタッフの皆さんを支援する、こちらを個人型といっておりますけれども、こちらでは制作していただいた動画を、すでに約3600本、東京都のほうから配信をしております。中には大変人気があって、再生回数が何万回も、5万回のもありますね。人気の動画もございます。ちなみにどんなものか皆さんにご覧いただければと思います。こちらでご紹介いたします。 (00:04:16~04:28 VTR) 小池:本当にごく一部ですけれども、完全にプロの方でいらっしゃって、なかなかこういうパフォーマンスの場がないということで、この間、非常にエネルギーをどちらに向けたらいいのかということで、多くのパフォーマンスの方、ミュージシャンの方、それから全体を支える方々、収入の道がないということで、「アートにエールを!」ということで進めさせていただいたものであります。専用のサイトもありますので、たくさん素晴らしい作品が寄せられておりますので、ぜひご覧いただきたい。そしてこうやってお寄せいただいた皆さんに対しまして、お1人さま幾らという形でお支払いもさせていただいたところであります。