大阪市・松井市長が定例会見1月4日(全文2)政府の賃上げ要請はちょっと違うんじゃないか
身を切る改革にどう取り組みたいか
NHK:NHKの西澤です。文通費の問題など、身を切る改革についてなんですけれども、かなり去年、議論されましたけれども、今年それにさらにどのように取り組んでいきたいですか。 松井:これ通常、この間、立憲さんの出した法案はこれ、今どういう状況になってるのかな。あれ、審議されなかったから、廃案になってるんじゃないんですかね。つぶされてるんか。だからもうわれわれ、立憲はもうやらないという、宣言しているようなものですから、彼ら独自でやりませんからね。法案出したこと、自分たちが自信を持って出したのに、そのことを法律にならなかったらやめときますと、自らできることを。こんないい加減な、無責任な、やっぱりパフォーマンス、もうやってるふり、やってるふり立憲さんとかはもうあほらしくて付き合えません。 だからこれは通常国会、新たに出しますよ、法案を。当たり前ですよ、これは。まずはやっぱり個人に支給されているキャッシュ、キャッシュで支給されている経費、これについては民間で経費使う状況と同じ形を取る。でないと納税者、納得しませんし。 だからもう立憲、やる気ないというのをはっきり言ってますし、もううちは1月から、これ個別の口座で管理して、毎月領収書公開しますし。今の法律では返せないけれども、1年間トータルで余った場合は、これはもう寄付しかできませんけど、被災地にでも寄付するという形を取っていきます。返せない状況であればね。これ、公職選挙法に違反して返せないんだから。だから、これはもう毎国会で問題提起をしていきます。
国民民主党と協力してやっていく形か
NHK:新たに通常国会で提出する場合についてなんですけれども、また国民民主党さんと協力してやっていくという形なんですか。 松井:国民の皆さんは、われわれと同様に自主的公開というものにかじを切っていますから、一緒にやりたいとは思っています。同じ方向性を向いていますから。一番小ずるいのが立憲党、それから黙ってる共産党。共産党も本来こういうことはよく言うくせに、今、自分たちはあれ、全部党に納めているらしいじゃない。個人じゃなくて。そのことについてなんの、なんて言うかな、コメントしない。だからもう黙って嵐が通り過ぎるのを待とうと、そういう人たちですよ。もうそういう人たちだと思わざるを得ませんね。立憲の場合は参議院の7万7,000円の自主的報酬カットにも応じてないから。これだけ国民の皆さんも困っている中で、本当にあんな知らんふりがよくできるなと思います。 自民党と公明党は自らやらないと、これは自分たちの権利だと言い切って100万円をポケットに入れてますから。これも、そこは選挙で判断いただくしかないと思います。 NHK:今、選挙の話もあったと思うんですけれども、参院選も今年あると思うんですが、参院選にはどのように取り組んでいきたいとお考えでしょうか。 松井:まずは今、参院選に出馬していただく、そういう覚悟のある人を、これは、選挙は幹事長マターですから。今、藤田幹事長が中心となって、今そういう人材発掘をしていると。参院選に向けては、何度も言うようですけど、僕が大阪でやってきた10年の改革は日本全国でやるべきだと思っていますから、それをしっかりと公約に掲げて、全国の皆さんにご判断いただきたいと思います。もう文書通信交通滞在費、経費については当然のことです。 読売テレビ:ほかありませんでしょうか。