放送32年「青春ラジメニア」岩崎和夫アナが3月卒業へ
3月放送をもって番組から卒業
アニメソング(アニソン)をフルコーラスで流すなど、1989年から放送され人気を集めているラジオ関西のアニメファン向け番組「青春ラジメニア」(毎週土曜日午後8時~同9時半放送)のパーソナリティを放送開始時から務める岩崎和夫アナウンサー(68)が1日夜の放送で今年3月をもって同番組を卒業することを発表した。 【動画】「青春ラジメニア」の30年を語る岩崎和夫アナウンサーと南かおり
リクエストは基本「はがき」で受け付け
同番組は1989年4月1日に放送を開始。アニソンを番組内で必ずフルコーラスで流し、リクエストは基本「はがき」で受け付けるスタイルをとっている。
青春ラジメニアは1989年4月1日に放送開始
通称「ラジメニアン」と呼ばれるリスナーから届くはがきの枚数は毎週約800枚。過去には毎週約3千通届いていた時期もあったという。 岩崎アナは毎週その一枚いちまいを並べては目を通し、番組内で流す曲を32年に渡って決めるなどしてきた。
岩崎アナは1986年から「アニメ玉手箱」を担当
岩崎アナは、1986年からアニソンを流す番組「アニメ玉手箱」を担当。「アニメファンが求めていることを考えるとフルコーラスじゃないと」という信念から同番組でアニソンをフルコーラスで流すスタイルを確立し、1989年に青春ラジメニアのメーンパーソナリティに就任後もそのスタイルを貫いてきた。
「3月最後の放送をもって降板させていただきます」
番組内で、岩崎アナは「わたくし岩崎和夫、(前番組の)アニメ玉手箱から数えること35年担当してまいりましたが、この3月最後の放送をもってラジメニアを降板させていただきます」と語った。 そして「30周年くらいの時から考えていましたが、この30年でアニメもアニソンもめっちゃ変わったじゃないですか。リクエストする方々も変わってきたし、ここらでラジメニアも変わらなあかんなと思いまして、変わるためには後輩というか新しい方に任せようと」と話し、3月での降板・卒業を発表した。
南かおり「一緒に岩ちゃんと卒業も考えていたんですが」
一方、1991年3月からアシスタントパーソナリティを務めているタレントの南かおり(52)は「一緒に岩ちゃんと卒業するということも考えていたんですが、ラジオ関西さんから『ラジメニア』というブランドを残しますよと言われた時に、私の責任はそれを守ることだなと思ったので」などと述べた。